今日は気になるニュースを耳にしました。熊本地震関連の話題です。わたくしも先日、日本赤十字社が開設した義援金口座へ微々たる額ですが募金しましたが、現状でその使われ方には意外な縛りがあるのだという内容です。
「前震」と名付けられた14日の大地震は熊本での被害が大きかったため、その後の「本震」以後の地震で被災したのも熊本というイメージが強くなっていますが、お隣の大分県でも大きな被害が出ています。温泉でおなじみの由布市湯布院町などでも建物の倒壊などがひどく、また観光地であるため旅行客のキャンセルも相次いでいて、そうした面からも町が正常に機能していくには時間がかかりそうだということです。
ところが、その耳にしたニュースによると、現段階では日本赤十字社へ送金した義援金は、大分県には分配されないのだそうです。熊本県内のみが対象になるのだとか。
それはなぜかというと、義援金は災害救助法の適用を受けた地域にのみ分配されるという性格のものだからで、今の時点では大分県は適用地域に含まれず義援金の対象にならないのだそうです。
法律の区切りでそうなってしまうのは仕方がない、とはいえ仕方がないで済ませられるものではないと思いますので、なんとか適用基準や義援金支給の際のルールに超法規的な措置を取っていただければいいのになあと思います。
そうは言っても大きなお金が動く事ですので、なかなかフレキシブルな対応は難しいのではないかと思います。それならば視点を変えてみるのが建設的ですね。では、大分も対象に含むと明言している募金受付口座を探してみましょうか。
大分市が独自で募集している「熊本・大分地震災害義援金」ですと、大分・熊本県内で役立てられるそうです。振込先は以下の通り。
大分銀行 大分市役所出張所(普 7507040
熊本・大分地震災害義援金口(クマモト・オオイタジシンサイガイギエンキングチ)
また、大分合同新聞社・大分合同福祉事業団も義援金を募集している模様です。
郵便振替口座 01710-9-25184 大分合同福祉事業団
もしくは大分合同新聞社のウェブサイトから「かぼす募金」のページにて。
また、大分県庁も明日4/22には義援金口座を開設して募金を募る予定だということです。
わたくしも給料が入ったら、大分県にも支援の気持ちを届けるべく、こちらへも送金しておこうと思います。