10月もそろそろ終わりが近づきました。ということは一年の終わりも近づきつつあるということですね。年末は出張の準備もあるので、それ以外の事で早めに準備できるものは済ませて慌ただしくならないようにしたいものです。

毎年年末に準備する物のひとつに年賀状がありますが、わたくしは今年は喪中ですので必要がありません。ですが欠礼のご挨拶のいわゆる喪中はがきは、年賀状より早く準備しておかなければならないので今からじゃ遅いくらい。

10月上旬頃から実家で話には出ていたのですが、みんな忙しくてなんやかんやで決まらず。そんなところへ普段から世話になっている郵便局にお勤めの友人が「今年は年賀はがきのご用命はいかが」と連絡をよこしてきたので、いやーことしは喪中なんだよー、と話しながら、ふと尋ねてみると、喪中用のはがきというのもあるそうで。額面の部分が胡蝶蘭のデザインになっている無地のはがきを販売しているんだそうです。

じゃあ代わりにこれのインクジェット用を買って、文例とかどこかで拾って作ってとか最初は思ったのですが、いつも実家で親の分を作っている妹が、プリンターの調子がどうの、MacのPagesでは縦書き文書が作れないからどうの、と何やら自作しづらい環境にあるようで。わたくしもMacなので、そういやPagesじゃ縦書き無理だし、Wordもインストールしてないし、そもそもああいうの作るのあんまり得意じゃないんだよなあと悩み。そして親も親で、年賀状ならいいけど喪中の挨拶状は家庭用インクジェットプリンターで作ったのって見栄えが良くないよねと言いだす始末。

で、結局コストはかかるけど、きちんとした印刷をしてもらったほうが良さそうということで話がまとまりました。最近はコンビニでもあるし、ホームセンターやカメラ屋さんなどでも、年賀状印刷のカタログを見て注文書を書いて、って方法で注文出来ますから。もちろんネットで注文すれば夜中でもOKですから。

ただ、そういうサービスを利用して申し込むと、はがき代もその会社に支払って、というところが大半なので、友人から喪中はがきを買ってあげてということができなくなって申し訳ないなあ、というのが気になりました。

そして再度友人に連絡をとり、事情を話すと、「そういうの郵便局でもやってるよ。カタログ送ろうか」とのこと。早く言ってよ。

「まあ、コンビニとかで同じようなの頼んだらいくらなのかまでは調べてないけど、たぶんウチのは割高だと思うぜー」と正直に話してくれましたが、一応あなたへの義理を果たす為なので比較検討はしません（笑）。

カタログ送って注文書書いて送り返してもらうのも手間なので、ネットで申し込めるからそれでやってよ。注文したら最後にアンケート欄が出てくるから、そこでウチの郵便局の名前を入れてくれれば助かりますんでどうぞご贔屓に。との指示通り、まずは郵便局の年賀状印刷のページにアクセスしました。

郵便局総合印刷サービス

もうそこから先はデザインを選んで、故人の名前や享年や没月日、それから差出人の住所氏名などを入力すればOK。正直言ってどのデザインにするか悩むわーと家族会議をしている時間より入力する時間の方が短かったです。

高いと言われていた料金ですが、親の名義で100枚、自分の名義で50枚、妹の名義で50枚の絵柄違い3種類・計200枚をまとめて注文したら、12500円の印刷料金＋10400円の葉書代＝22900円から、早期割引1880円＋WEB割引626円＋複数割引630円＝3136円が値引きされて合計で19760円となりました。

そして友人が言ってた、郵便局名を入れてくれというアンケート。これを入力するとさらに100円引いてくれたのも嬉しかったです。

デザインと枚数によって値段は変わりますが、だいたいこんな感じです。家族分をまとめて注文したら630円安くなった複数割引があったのは嬉しいですね。また早期割引は11月2日まで適用なので、チーム喪中の皆様はお急ぎ下さいませ。

それから、「そんなにコストかけるとかメールで済ませよバカが」とか「もっと安い印刷屋あるだろ情弱が」とかおっしゃるご意見もあるかと思いますが、田舎暮らし故のお付き合い重視である旨と、そういう趣旨のBlogじゃないということをご理解の上シャラップ。

末筆ながら、「喪中の申し込んだのか？」と親から催促の電話がかかって大急ぎで注文し、そのことをしめやかにBlogへしたためた本日はわたくしの誕生日でございますことを書き添えておきます。ま、喪中ですから。