昨日の板挟み業務の進展によって必要になるからと、雨の中を重い得意先PC抱えて持ち帰ったのですが、今のところなんにも進展してなくて、やきもきしています。ま、明日の午前中でも間に合うってことかな双方とも。
なのでもう開き直って自社業務を少しづつ処理していくわけですが、放ったらかしで山積みだった経費処理などをちびちび済ませていきました。出張などがあってなかなか思うように進められなかったのです。
そちらは片付いたものの、個人の財布の家計簿のほうの放ったらかし具合が酷いもので、思い出せるだけ入力して大きな誤差とするか、いっそ全部リセットして9月分から0スタートさせるか迷うところです。
まあそうこまごまとデータを蓄積させてみても、それほど振り返って家計を見直しているわけでもないので、こだわっても意味が無いことかもしれませんが、大雑把に資産と負債が今どれだけあるか位は頭に入れておかないと、とんでもない買い物をしてしまいますからなあこの人は。
ところで。話は7月21日の記事に遡ります。例の自治体主導のプレミアム付き商品券なのですが、2次申込の抽選に勢いで応募したわたくし、見事に当選していたのですよ。
いや、当選というか、2次申込も抽選するほどの申込がなく皆に購入の権利が与えられ、しかもそれでも予定数がはけなくて余っており、9/5(土)に第3次販売が行われるのだそうです。なんだそれは。
それはともかく、2次販売分の当選メールが届き、ローソンのLoppiにて手続きをして入金し、出張中に郵送されたのを帰宅後確認したまま日が経ってしまいました。よくよく考えると9月。今月、来月、再来月の3ヶ月間でこの4万8千円分の商品券を使ってしまわなければなりません。使わなければ後は紙くずです。
長期に渡って貯めることもできる4万円が、3ヶ月以内に使い切らなければならない4万8千円に化けた、ということなんですが、衝動的に飛びついたけれど本当にこれってお得だったのかなあ。時間が経つと色々考えてしまいます。
しかしもうあの4万円は化けてしまったので、それを有効に使う戦略を考えなければなりません。それにお金は経済社会の血液なのだから、適度に循環させる事も必要です。まあ、わたくしのところ以上にうっ血している人のお財布から循環させて欲しいものですがね。
とりあえず期限切れという事態だけは避けなければならないので、普段の買い物にでも利用して、早く使い切るのが良いと思い、今日やっと最初の一枚を使いました。いや、四枚。
券面が1000円でお釣りはもらえない、ということなので、緻密に計算する為に電卓持参で買い物に出掛けました。
まずは事務所近くのレデイ薬局へ。ここではなんと、普段の買い物でもらえるポイントが、プレミアム付き商品券での買い物の場合は2倍になるそうです。
そんな太っ腹なサービスをしても大丈夫なんだろうか、と疑問にも思いましたが、結局のところ商工会への申請に手間がかかることと商工会からの入金に時間がかかる以外は現金取引とそう大差ないわけだから、この店で買い物しよう!と選んでもらえるだけでも大きなメリットなんですよね。
そしてもうひとつのからくりは、お釣りが出ないから券面額より多く買い物をしようとしてくれるから売上アップにも繋がるわけです。大抵は端数のオーバー分の現金も頂戴できるはずですし。なので(こちらも有効期限が過ぎると消える)ポイントを差し上げますから是非うちへ商品券を使いに来て♡という戦略ってなかなか賢いやり方ではないかなと思いました。
その後者の「お釣りが出ないから券面額より多く買い物をしようとしてくれる」という部分は、商品券を企画した側の狙いでもあるわけですよね。それは商品券に同封されていたアンケートを見ても明らか。
しかし利用する消費者側からすれば、余分な支出を増やすことにも繋がるわけですよね。実際その後、さらに足を延ばしてスーパーのサニーマートまで行き、自宅用の食料品なんかも買ったのですが、うまく金額調整が出来ず2000円分を使う羽目になってしまいましたし。
それでまあ、この調子じゃ本当にお得だったか判らなくなるなと考えて、最近あまり使っていない家計簿アプリのMoneyTron+に、券面の端数分で支払った現金を記してみることにしました。プレミアム分は8000円ありますが、送料で230円支払っていますので、それを差し引くところから入力。そしてレデイ薬局で端数95円、サニーマートで端数54円。
ああ、ほら、もう7621円しか得していないことになってる!商品券はあと4万4千円分あるのに。これからこのメーターはどんどん右に振れていくんだよなあ。
まあそうは言っても単純計算ですし、購入したものが無駄でないものなら、不足分で支払う現金も決して無駄な出費ではないことも解っているんですけれどね。そんでもって、なんかわざわざ自分で悔しさ倍増ストレスメーターを作ってしまったかのようで、相変わらずアレです。