あの日宝泉坊ロッジから四国カルスト経由で松山に戻ったのだけど、カーナビにも現地の人にも林道を走れと言われてさあ

なんか書き忘れてたなあと思ったら、先週の日曜日、誕生日祝いな感じで宝泉坊ロッジに泊まった翌日のことがすっぽり抜けていました。ゆっくりドライヴしながら松山へ帰ったんですけどね、高速道路も国道56号線も走らず、友人のリクエストで四国カルスト経由で…。

以前から行ってみたいとは思っていたのですが、松山からだと33号線をひた走って途中で440号線へ分岐してさらに地芳峠へ、というような道のりを、しかも細い山道をグネグネと登って行くらしく、調べている途中で気が遠くなってしまうのでした。

しかし宝泉坊ロッジのある西予市城川からだと、四国カルストの西の方である大野ヶ原まで1時間ちょい。なんせ大野ヶ原も住所で言えば西予市ですからね。それくらいならなんとかなるだろうし、帰りも33号に合流すれば、後は慣れた道だから大丈夫だろう、と簡単に運転を引き受けたのですが。やっぱり大変は大変でしたね、運転に慣れてないと。

あっ、そうだ。先に四国カルストっていうのはどこかを示しておかなければなりませんね。このページを見ている人は四国の人とは限りませんからね。下の画像のおおよそ赤で囲んだ辺りです。尾根に沿って愛媛県と高知県の県境が走っているので、両県にまたがっています。

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ちなみに円内の青い線は県道383号線で、東端の天狗高原から西端の大野ヶ原高原までを横断する道路です。五段高原や姫鶴平などの自然美を眺めながら走り抜けるこの道路は四国カルストを満喫するのにうってつけのコースです。ただし県道なのに所々で離合できないくらい狭い箇所がありますのでご注意ください。

さて。我々は西予市城川から松山市へ帰る道中なので、西の大野ヶ原高原から東の天狗高原へ抜けて下山するのが効率的なコースとなります。そこでまず宝泉坊ロッジから大野ヶ原高原までのルートを検索したのですが、家で下調べをした際にはこういう表示が出たのですよ。

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国道197号線から高知県の梼原町を通って国道440号線へ抜け、地芳峠の下を貫くトンネルを抜けたら県道36号線へ入ってくねくねと抜ける道を、と。

まあ拡大してみたらトンネルを抜けてからの県道36号線がかなり運転面倒そうでしたが、距離はそこまで長くなさそうだし、それまでの道は国道だから走りやすいだろうし、一番無難なルートかなあと考えておりました。

ところが、なのですよ。現地へ行っていざ友人のスマホでルート検索をし、レンタカーのカーナビもセットしますと、全然違うルートが表示されるんです。これ、自宅では同じルートを指してくれないので無理矢理ピンを挿して再現してみますが、こういうルートです。

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国道197号線を進み高研山(たかとぎやま)トンネルに入る手前を左折したら、県境とほぼ並行して尾根をひたすら走っていくというルート。先の画像でグレー表示されている別ルートともまた違ったルート。これは国道よりもグネグネで走りづらい道を案内されているのではないだろうか、と不安が高まります。

こういうことは現地の人に聞くのが一番だと思い、鬼北町の道の駅まで来たところで尋ねてみたところ。

「四国カルストならねー、197号線を走って、高研山トンネルっていうトンネルがあるから、そこに入る手前で左に曲がって山を登っていく道から行けばいいんだけど、地図には載ってない道だから…」

何?地図に載っていない?でも今の話だと友人のスマホとカーナビが案内する道じゃないか?高研山トンネルの手前って。

それでスマホの地図を見せてみると、あーこれこれ、この道よ。ここを走れば大野ヶ原に出るよー、との事。

現地の人から教わったことを総合すると、このスマホやカーナビが案内する道は国道や県道ではなく林道なのだということ。ただ林道と言っても、きちんと舗装もして幅にも余裕がある道路なので、案外走りやすいのだということでした。

そうはいっても初めて走る慣れないくねくね道。運転に集中して、途中で景色を撮るなんて余裕もなかったんですけど、ぐんぐんと山を登って行って転落したらどうしようレベルの見晴らしにまでなって、スリリングで楽しいドライブになりました。

鬱蒼と茂る木々が途切れたところから見える谷底の景色などは、標高が高いところを走っているだけあって、友人と声を上げてしまうほど素晴らしかったのですよ。まだ四国カルストに到達してもないのに、すごい景色だねー、なんて興奮していました。

しかしこの道での所要時間、440号線で梼原〜地芳峠経由よりずっと時間がかかってんのに、なぜ誰も彼もがこっちの林道を案内してくれたんだろう。謎です。

もし、この林道を走って大野ヶ原から四国カルストへ行ってみようと思われた方がいらっしゃいましたら注意点など。

対向車は5台もないくらい空いた道なので離合なども気にせず走れたのは良かったですが、もしパンクやエンストなど車のトラブルが発生したら助けなんていつ来るかわからないので、ガソリンちゃんと入れて走ってくださいませ。路面も所々ボコボコしていますので避けて走ってね。

落石注意って看板もあって、本当に落石の痕跡もあったので、どうやって注意すればいいかわからないけど注意して走ってくださいませ。

それと、途中に一つだけ、城川日吉トンネルというトンネルがあります。恐ろしいことにノー照明。昼間でも真っ暗でめちゃくちゃ怖かったです。息を止めて全速力で駆け抜けました。お暇な方はストリートビューでご覧ください。こんなとこ夜走るの絶対無理〜。

と言うか、多分もう一生この道を走ることはないだろうなあ。

ではそんな林道を走り抜けて辿り着いた大野ヶ原の風景写真を、といきたいところですが疲れたのでまた明日に。どうもすんません。

「あの日宝泉坊ロッジから四国カルスト経由で松山に戻ったのだけど、カーナビにも現地の人にも林道を走れと言われてさあ」への2件のフィードバック

  1. あの辺りはすごい道ですよね。運転大変だったかと。。
    昔、通ったことありますが、くねくねしてどこ走っているのかさっぱりわかりませんでした。カーナビもない時代でしたので。
    ところで離合ってことばは方言なんですよー。私の今住んでる地域では使わないそうで、愛媛出身の人に言われてびっくりしました。

    1. パリッコ様

      コメントありがとうございます。返信が遅くなり申し訳ありませんでした。「離合」が方言だとのご指摘、実は全く知らなくて驚きました。そしてそのおかげで、11/13の記事が書けました。大変感謝しております。ありがとうございます。

      そうそう、カーナビがなければあの辺りの道を走れたか、自信ありませんね。つくづく良い時代になったものです。昔は道路地図の分厚い本を積んで車を運転していましたよね。車には方位磁針のついたアクセサリーなんかも付けて。そんなこともすっかり忘れてしまっていました。

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