十数年振りに再会してどうでもいい話を堪能したというどうでもいい話

日付変わっているけれど偽装しての更新です。暑い暑い昼間をなんとか乗り切って、今宵は待ちに待った酒の席でした。10年以上前に所属していたアマチュア劇団で一緒に芝居をしていた仲間が久々に松山へ来るというので、ずっと楽しみにしていました。

彼女と会うのはおそらく12年くらい振りのことになります。最後に会ったのがいつなのかという記憶が定かでなく、昔の資料や日記を紐解いていますが、話した内容ではおそらくそれくらいです。しかし会って見ると、若干痩せたかなという印象はあるものの、全然変わってないなあと思うばかりでした。

当時の仲間達が5人集まって、結局その彼女の話す「どうでもいい話」を延々聞くということに終始して、2時間半ほどの酒の席は幕を閉じました。

「どうでもいい話」と書きましたが、これはけなしているのではなくて、むしろ賛辞です。感動する話でもなく、教訓の含まれた話でもなく、かといって悪口でも愚痴でもない、馬鹿馬鹿しくて笑えるけれど冷静になって考えると本当にどうでもいいような話。こういう話題が矢継ぎ早に、泉のようにこんこんと湧き出るのです。

十数年の時を越えて、変わらずどうでもいい話を尽きる事無く話し続ける彼女と、それに的確な相槌を入れながら聞き続ける仲間達。お酒大好きなわたくしですが、この場合は素面であっても同じように楽しめる自信があります。

どうでもいい話をひたすら続けられる才能、すごいなあと思うわけですが、彼女曰く、松山を離れてからはどうでもいい話をするようなことは殆ど無いのだということでした。

えー?ほんとかなー?と思いましたが、詳しく聞いた結果、どうでもいい話を聞こうとする人がいないということでした。つまり我々は有能なオーディエンスだったというわけです。

確かに芝居でも音楽でも、ステージ上のアーティストだけでなくオーディエンスとの協業でライヴは成り立つわけですから、このどうでもいい話も話し手の引き出しの多さと聞き手のキャパシティの広さが問われることなのかもしれません。

などと書き続けましたが、これこそどうでもいい話ですね。

ちなみに彼女が十数年振りに松山へ来た理由は、明日アニソンBIG3のライヴが松山市民会館であるそうで、それに参戦する為でした。十数年間他にも色々きっかけがありそうなものなのに一番強い原動力はそれかい!と終始笑わせてもらいました。

このどうでもいい話能力を有効に使わないのはもったいない気もするので、ライヴハウスでも作って松山に呼び寄せて、毎晩ひたすらどうでもいいトークライブをするとか、儲からないけれど面白いだろうなあと夢想しつつ、飲み足りないビールをもう一杯空ける事にします。おやすみなさい。

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