そーぞくてつづきとか、そこかしこであれこれ違うレッスンみたいな

今日は特に仕事も無い日だったので、ゆっくり休養に充てたいところだったのですが、家庭内のあれこれを手伝う為に、また親の故郷へと日帰りで行ってきました。様々な手続き関係の処理をするため、行政や金融機関の窓口をいろいろと回らなければなりませんでした。

これが同じ家に住んでいれば、一つの書類の交付にしても簡単に済ませることが出来ますが、我が家の場合は他県でのことになってしまったので勝手も違いますから、一度現地へ出向いて説明を受けながらということにしました。結果的に電話や郵送で済ませられるようなこともありましたが、対面で確認しながらであったり、届出に必要なものをたまたま持っていたりで、手続きが早く進む場面のほうが多かったのでした。

今日は父親と一緒で、最初に市役所から行くという話だったのですが、それより先に銀行へ行き、銀行での手続きに必要な書類を確認してから市役所へ行くべきだと意見して、順序を変更しました。その際、取引のあった銀行がA銀行、B銀行、C銀行と3行あるというので、ひとまず最も頻繁に取引があって、預金額も多いであろうA銀行の支店へ行くことにしました。

A銀行では、窓口の行員さんと、その上司であろう方が丁寧に対応して下さいました。結局、いわゆる法定相続手続きをするということなのですが、今回の場合は相続人も一人だけということで、割とシンプルかつスムースに事が運びそうだということでした。必要なものは、被相続人の生まれてから亡くなるまでの全ての戸籍謄本の写し、相続人の印鑑証明の写し、被相続人名義の通帳や証書やキャッシュカード、とのことでした。それらを用意して窓口へ持参する必要があるので、また改めて訪ねることになりました。

その後、市役所関係の届出を済ませ、戸籍謄本の写しも交付してもらい、じゃあB銀行とC銀行も同じような感じだろうから次回A銀行へ行く際に他の銀行も回ることにしようと父親は言いました。それで他の支払をするために別の業者さんのところへ寄って帰ろうということで話がまとまりかけたのですが、ふと何かひっかかりを感じたので、折角だからB銀行へも寄ってみようと提案したのです。今日は平日で動ける貴重な機会なので、土日でも開いている別の業者さんよりは銀行窓口での用件を優先したほうがいいに決まってますし。

この「ひっかかり」というのは単に、A銀行で話を聞いていた時に「相続人もA銀行に普通預金口座を持っているので手続きもよりスムースに進むと思います」と行員さんが仰っていたので、B銀行にも相続人名義の口座を作っておいたほうが良いのではないだろうか?なら、それだけでも今日作れば処理が早く進むということではないのかと閃いただけのことでした。

それで、B銀行へ行ってみて、ひとまず手続きの方法と必要なものを窓口で尋ねると、その答えのA銀行との違いに驚きました。

B銀行では、相続手続きの開始申込書というものに相続人・被相続人の住所氏名生年月日等を書いて提出すれば、あとは本社の相続担当窓口から必要書類などの説明文書が郵送され、それに従って書類を返信用封筒で送付すれば、あとは向こうで処理がなされて終了。この、他県の窓口まで再び来る必要すら無いとのことでした。相続人名義の口座もどこの金融機関のものでも構わないそうで、B銀行で口座を作りましょうかとこちらから申しても、今回のために無理してまで作らなくても構いませんが、そうして頂けると今後もお付き合いを続けさせて頂けるので嬉しく思うとのお返事で、なんだか好印象でした。

C銀行も丁寧な対応をして下さったのですが、ここもB銀行と同じような感じで、書類に数カ所記入すれば、あとは本社の事務センターから詳細説明の文書が届くので、それに従って全国どこでも、つまり松山市内にもある最寄りの支店へ提出すれば良いとのこと。その上、A銀行で必要になる戸籍謄本の写しを交付してもらった後だったので、窓口の方がそのコピーを取って添付することでより手続きがスピーディーになるということでした。

つまり、金融機関関係の手続きは、A銀行にあと1回出向けば自宅で全部済ませられるということになりました。いやあ、銀行によってこんなに手続きの仕方に違いがあるなんて思いもしませんでしたよ。どうせ全部同じでしょうと判断してB銀行・C銀行へ行かなければ、処理も長引いて手間も増えていただろうと思うと、咄嗟に立ち寄ることを思いついて良かったと思いました。

ちょっと内容的にオフィシャルなところへ書くのが憚れる部分もあるので、ここで明確な情報を提供できないのが申し訳ないのですが、人生においてそう頻繁に起こることでもない重要な手続き関係は、手順をよく調べ確認することが大切だと改めて思いました。なんせやることが一気にたくさん押し寄せますので、効率よくこなしていかないと疲れ果てますからね。

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