HWD15のクレードルとAirMac Time Capsuleを繋いだら意外な快適さが手に入った

昨日の記事の続きです。あまりにも長くなりそうなので途中で分けたら、本当に駄洒落を言う為だけの記事になってしまいました。お恥ずかしい。そして、あれだけ書いておきながら、実際にわたくしはクレードルと有線接続をするわけではないのでした。じゃあ結局どのようにクレードルを活用するのか?まずは、きったない手描き図からどうぞ。

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うわー、どうやったらこんな汚い図が描けるんだ。スキャンする気も起きない。申し訳ありませんが我慢してご覧下さい。

上半分がWiMAXだった頃の環境で、下半分がWiMAX2+に変更してから変えてみた現在の環境です。今まではMacBook ProにLANケーブルでAirMac Time Capsuleというものを繋いでいました。これをMacではなくHWD15のクレードルに繋いだのが現在の形です。それで何が違うんぞ?AirMac Time Capsuleっちゃ何ぞ?と色々疑問も出てくると思いますので順番に書いていきます。

AirMac Time Capsuleが何かということについては、詳しく書くとまた一つの記事になるのでざっとした説明にとどめますが、大容量の外付けHDDとして使えるというのが機能の一つです。元々は、これまで使っていたHDDの容量が限界に近くなった為の買い替えでこれを選びました。Macの機能にある、簡単にバックアップを取るシステムの「Time Machine」に対応して、できれば将来的なことも考えて2TB以上の容量があるHDDが欲しいと考えていたところ、単にApple製品マニアなので純正のものがいいよねと探したら、このAirMac Time Capsuleに行き着いたのです。

MacBook ProのUSBポートが他で塞がることもあり、Ethernetポート同士で接続していたのですが、HWD15のクレードルにもEthernetポートが有るため、ここでAirMac Time Capsuleのもう一つの機能であるWi-Fiベースステーションが活かせることになりました。単なるHDDではなく、Wi-Fiの基地局となってMacやiOS機器と接続が出来るのです。そしてMacのバックアップも、ケーブル接続無しのWi-Fiで出来ます。

このへんのことをあまり理解せず購入したのですが、想像以上に優れものだったので今更驚いています。まあ他社にもこういった機能のある安い製品もあるのでしょうけど。

さて。だけどそもそも、HWD15本体からもWi-Fiの電波を飛ばしているわけなのだから、ネット接続だけならHWD15本体からでもAirMac Time Capsuleからでも、どちらでも良いのではないか?そう思ったので、とりあえずスピードテストを昨日の記事の条件のまま引き続いてやってみました。

airmac比較

若干ですが、HWD15からのWi-Fiを拾うよりAirMac Time CapsuleからのWi-Fiを拾うほうが速くなるようですね。ものすごく速くなるわけではありませんが。ということで、どっちでもいいかと結論づけようとしたところで、ふと思いついてiPod touchとiPadでもアプリで計測してみました。そうしたらなんと!

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上の3つがAirMac Time CapsuleのWi-Fi経由。下の3つはHWD15のWi-Fi経由です。全然違う!AirMac Time Capsuleだと下りは最大43.21Mbpsも出てる!こんなに差が出るの???

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こちらはiPadで条件は同じ。最大63.10Mbpsも出るって本当に?信じ難いですが、こんな結果になりました。

と、ここまで書いておいて中途半端に締めるのも申し訳ないのですが、これが何故なのかがさっぱりわかりません。調べれば調べるほど、知識が無いので余計に迷宮入りしてしまいます。

理由として考えられるのが、Wi-Fiの規格の違いかと思います。Wi-Fiには現在IEEE 802.11a/b/g/n/acなどの規格があるそうなのですが、使用しているMacBook Pro、iPod touch、iPad、それからHWD15は、ac以外のa/b/g/nに対応しており、AirMac Time Capsuleは最も新しい規格のacに対応しています。この差がHWD15よりAirMac Time Capsule経由のWi-Fi接続のほうが速くなる理由だと推測されるのですけれども、じゃあなぜMacBook Proの場合は差が出なかったのかの説明がつきません。何か設定に問題があるのかもしれませんが、ひとまずこれ以上追究していたら本業のほうに費やす時間が無くなるので、今回はここで止めておきます。

とりあえず、AirMac Time Capsuleを利用する事で、iOS機器の通信速度が俄然速くなっただけでも御の字です。宝の持ち腐れとはまさにこのことでしたね。これを機に周辺機器の隠れた機能を使いこなすことにも目を向けていきたいと思います。

あ、そうだ、書き忘れていた事ひとつ。同じようにHWD15(に限らずモバイルWi-Fiルーター)とAirMac Time Capsuleを繋ぐ方は、必ずMac内のAirMacユーティリティから、AirMac Time Capsuleのアイコンクリックで情報を表示して編集をクリックし、ネットワークタブからルーターモードをブリッジモードにしておきましょう。でないと、回線上に2つのルーターが存在することになって通信障害の原因となるからです。ご注意下さい。

ブリッジモード

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