旧い知人から唐突に届いたFacebookメッセージは案の定チェーンメールで、あなた震災の時とかに何を学んだの?

はぁ。もう今やわたくし個人としては、厄災からの通気口でしかないような存在になってしまったFacebookでございます。この場は会社のオフィシャルなところなので、普段ぶつぶつ言ってるような「早く●んでしまえ」というようなことまでは書かないでおきますね。オブラート大事。

性に合う人、有効に活用できる人もいらっしゃいますが、わたくしはどうもここ2年くらいは有益な情報源にならないのでほぼ放置しています。いっそ退会してアカウントも削除すべきかと思うこともあるんですが、メールよりFacebookメッセンジャーを使ったほうが都合良いという方も一定数いらっしゃるので、連絡用としてそのままにしています。個人的にはAppleのメッセージアプリとGoogleのハングアウトアプリで足りるでしょ、と思うんですがiOSとAndroidが混在したグループチャットの必要があるときは便利ですからね。いや、ていうか、Androidユーザーはハングアウト使えよ!あれならiOSユーザーも使えるんだから!

(ここまでSkypeの話題なし)

いや、そんなことはいいのです。それよりFacebookメッセンジャー。実は仕事で割とバタバタしている時間に新着メッセージの通知があったのです。とりあえず進めるとこまで作業を進めて、一呼吸置けるようになってからメッセンジャーを開いてみたのですね。

そうしたら送信元は、最近特にやりとりもしていない昔の知り合いでした。そんな人からの唐突なメッセージなんて、誰かの訃報かそうでなければ金の無心か宗教の勧誘かネットワークビジネスか。経験上ろくなものでは無さそうな気がしました。そんな先入観で考えずとも、もしかしたら非常に素敵な取引先の紹介とか莫大な出資を頂けるとかの話かもしれないじゃないか、とも妄想しますけど、その人に零細企業を絶賛経営中!なんて話はした記憶もないので有りえません。

それで開封して読んでみたのですが、意味がよくわかりませんでした。その知人が書いていないのも一目瞭然なくらいの、日本語として非常に不自然でおかしな文章でした。

後でこうやってblogネタにするのなら保存しておけばよかったのですが、正体がわかったので速攻削除してしまったのが悔やまれます。

その内容はというと、「ナントカ氏と友達になってはいけない。奴はハッカーだ。繋がるとあんたの個人情報が抜かれるから気をつけろ。そしてこのメッセージをあんたの全ての友達に送って注意喚起しろ」というようなことでした。あはははは。全ての友達に送ったら、それ、自分がスパマーになってまうやん(笑)

ナントカ氏って誰やったかなーと思ってチョチョっとググったら、すぐ出て来ました。やっぱりこういうのが自分のところにも来てしまうということは流行っているんですね。ハッカーだと晒されているその名は「Jayden K. Smith」実在するハッカーなのかどうか知りませんけど。同姓同名の人えらい迷惑やろうなあ。

そしてやっぱりこれ、昔で言うところの「チェーンメール」もっと昔だと「不幸の手紙」みたいなものだそうです。誰が何の目的で始めたのかはわからないけれど、人の善意のような無知につけ込んで延々と流れていくアレの一種だそうです。

こういうの、送ってしまう人も全然悪気がなくて、良かれと思ってしてしまうのがタチ悪いんですよね。性格も生真面目で普段は本当にいい人が騙されちゃうから厄介です。「こういうのは受け取っても人に送ったらダメだよ」とやんわり指摘しても「どうして?! 皆が困るでしょ知らせないと!」みたいに逆上されたりすることもあってもう大変。

いやさぁ、でもあの知り合いの人、震災の時とかに学ばなかったのかなあ、出どころ不明の物資要請メールとか。今だから「しょうがないなあ」で済ませられるけど、災害時で通信網が逼迫している時とかにこれっぽいことやられるとデマ情報の拡散で本当に必要な情報が届けられなくなることもあるってこと、しっかり頭に入れといてくださいよ。

とモヤモヤしながらそのスパムメッセージと一緒に知人もゴミ箱へ移動したのでした。

しっかし、Facebookメッセンジャーまでこういうことに使われるとなると、本当にFacebookアカウントを持ち続ける意味がないように思えてきますよね。

やっぱりMixiか伝書鳩に戻るべきか。

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