出張期間の傷害保険を手配せねばならない。どうやら今まで保険無しで働いていたらしくて背筋も凍ったよね

仕事を終えて帰り支度をしかけたら、ちょうど入れ違いで得意先社長が出先から戻ってきました。こちらからは特に伝達事項もなかったので挨拶して帰ろうとしたら、「あーそうそう、この間から言おうと思って忘れてたんだけど、保険入っとかないとな」と言われました。えっ、何の保険?生命保険?

と、思ったら、「今度の出張行く時のだよ」ということ。あれっ、そういうのいつも掛けてもらってるんじゃなかったっけ?

いや、掛けてないよー。

えっ!!!

いつもですね、出張でイベントの仕事をする際には、必ず保険屋さんから得意先に保険についての書類があれこれ届いたりしているんですよ。大体はわたくしが事務所勤務でない日に来社されて契約手続きとかをされているようなんですが、その書類とか掛け金の領収書とかは特に極秘文書というわけでもないので出張の準備期間に一度は見るわけです。でも中身しっかり読んでなかったんです。

出張の際に掛ける保険は、展示物が輸送中に万が一破損してしまった時のための保険。それと会場で火災が起きてしまった場合に備えての火災保険。それと、ご来場のお客様に万が一お怪我をさせてしまうような事態が起こった時のための傷害保険。などを掛けます。それとアルバイトスタッフさんの勤務中における不慮の事故のようなものに対しては、弊社で募集する場合に関しては労災保険を掛けることにしていますが、得意先で直接雇っていた頃は、それも保険会社の傷害保険を追加でかけていたそうです。まあそういうので保険金掛け金の支払いが諸々あるわけなんですが。

で、問題はそういう周りのことではなく自分自身のこと。それら得意先で掛けている保険のどれかで、てっきり自分自身が怪我をした時の保障もされると思い込んでいたんですが、そんなものは無いと。

得意先社長は自社として普段から掛けている、中小企業の共済のような日本フルハップというのに加入しているので、万が一の場合はそちらで保障されるそうなんです。それと直接雇用としてここ数年スタッフを一人連れて行ってるのですが、その人に対しての保障がないので、去年くらいから出張期間だけ別途掛け捨ての傷害保険に入っているんだそうです。

じゃあそこにわたくしは対象として含まれないの?と思ったら、別会社なので別契約にしないと無理、なのだそうですよ。まあ確かにそれは納得なのですが。よく今まで(風邪ひいて体調ボロボロなのはあれど)怪我もなく無事にやってこれたなあ、と。

で、その掛け捨ての保険って、一体どんなの?と思って契約書を見せてもらったら、国内旅行傷害保険って書いてあったのです。え?旅行なの?これで本当に大丈夫なの?

と思ったんですけど、まあ保険代理店の方が勧めてくれたものだというので有効なのでしょう。でもその種類だったら、例えばクレジットカードに付いてたりするのでOKなのかも。そう思って調べたのですが、どうもそれだと利用付帯と言って、交通費などをそのクレジットカードで決済した時でないと有効にならないものが殆どなのだそうです。中には入会しただけで対象になる自動付帯のクレジットカードもあるそうなのですが、大抵は海外旅行の場合のみ自動付帯だったり、やたらと年会費が高いゴールド・プラチナのグレードになってしまうそうで。

ということなので、週明けにでも得意先社長に保険屋さんを紹介してもらって、同じ保険を弊社名義にて掛けるのが一番てっとり早いという結論になりそうです。2週間の出張で保険料も1000円ちょっとくらいだそうですので。

それにしても今まで、目隠しして綱渡りしているような状況で出張に出掛けていたんだというのがわかり、ちょっとした夏の怪談を聞いて背筋がひんやりしたような気分になりました。知らぬが仏だったのかもしれませんが、いやいや、保険大事絶対大事。

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