スローペースですけれど仕事もちゃんとしていますよ。でも今週も、お互いの体調のことを考慮しての、在宅勤務ウィークにされてしまっていたのですが。体調も良くなったのか悪くなったのか良く解らないので、そろそろ負荷をかけてった方がいいような気もしてますが。
ひとまず、三重での出張の残務処理もほぼ終わって、あとはうちの社内の経理的な作業をちょっと残すのみになっています。なので3月頃から既に少し取り掛かってはいたのですけど、夏休みに控えた次の出張の準備を進めております。
今度の出張先は岡山県で、過去に一度行ったことのある会場だから本音を言うとちょっと新鮮味に欠けるのですが、その時と規模や裏の進め方がかなり違うので戸惑いつつ作業しております。基本的には普段通りで、むしろ共同作業者が増えて仕事がそちらへ回り、負担は軽くなっている感じです。でもそのうちその共同作業者の方々との調整があったりして、結果的には忙しさは大差ないんだろうなと思います。
主に任されている仕事のうち、下地作りのような感じでいち早く片付けておかないといけない、とある名簿作りってのがあるんですが、これは本来だと4月くらいには完成させておくべき作業なのです。しかし今回は完成させてもおらず、急かされもせず。なぜかというと、前に同じ会場でやった時の数年前のデータが残っているから。
わたくしも得意先社長もそう信じて疑わなかったので、三重から帰ってふと、「前のがあるから大丈夫だよね」と言い合って過去のファイルを探してみたのですが…。
ない。
どういうわけか無いのでした。データの3割分くらいの、整理する前の素材が、わたくしの社用PCに残っているだけで、加工した完成形も残りの7割の素材も、ドキュメントの中に残っていないのです。
得意先社長は、前にハードディスクが壊れた時に吹っ飛んだんじゃないの?とか言うのですが、その時の救い出せたファイルはすべて開催地ごとのフォルダに入れて管理していたので、過去の岡山フォルダそのものは残っているため、そうではなくかつての開催時に作ったデータをフォルダに保存すること自体をしていないとしか考えられません。
いや、あのデータを使った作業を済ませた後、消すなんてことをするわけがない、とかなり混乱してしまいましたが、落ち着いて考えると原因を思い出すことができました。
その時期、その作業を担当していたのは自分ではなかったのです。非常勤役員だった方が一時期常勤になって、わたくしの代わりにその作業を担当されていたのです。だからデータが残っているなら、その方が使っていたPCの中だということに気付けました。
自分のPCに2割だけ素材が残っていた理由は、その役員の方が元々現場で技術系の仕事をされていたこともありExcel使ってのこの事務作業は不慣れで、期日に間に合わせるために一部を手伝うよう命じられたためだったのですね。
それで今や誰も使わなくなった事務所の古いPCを恐る恐る開いて起動させ、ファイルを検索したところ素材を発掘することができたのでありました。整理加工したデータはなぜか消されていたんですが、まあこれがあるだけでも助かります。ダイヤモンドの指輪を作るのに原石の加工から始めるのと、原石を掘り当てに行くところから始めるのくらいの差がありますから。
そうしてちびちびと作業を進めておりますが、やっぱりなあ、自宅では様々な誘惑や妨害が多くて、なかなか進みませんわなあ。夜中でも作業可能なのは利点ですが、得意先事務所で集中して片付けた方が効率良いような気もします。なので散らかった我が事務所を作業に集中できるように整頓して模様替えして、とか考え始めると、ほらまた集中できてない。困ったものです。