随分久しぶりに道後の街を歩いてみたら、噂の第3の浴場「飛鳥乃湯泉」建設現場発見。なんだーここだったのかー

今日は用事があって道後方面へ行きました。ついでに時間もあったので久々に近辺をうろついてみました。一時期は毎週仕事で訪れていた道後ですが、最近はすっかりご無沙汰。いつ以来だろうと思い返したら、その毎週仕事を一緒にしてた友人らと忘年会帰りに立ち寄って以来でしたね。ということは今年初の道後です。

ちょっと商店街を歩いてみたのですが、かなりお店が入れ替わっていることに気付きました。新しいお店がどんどん出来ていて、そこが以前は何のお店だったのかが全く思い出せないような感じです。老舗のお店がなくなるのは寂しいですが、新しいお店が増えて活気付いていて、観光客らしき方々で賑わっているのは良いことだと思います。本当に、どうしたのこの人出はと思うくらい(そういえば春休みシーズンですよね)人が溢れていたので商店街や新しいお店の写真など撮ってる場合じゃありませんでしたが。

道後温泉駅の方から歩いて行って、ようやく人が退けて落ち着いたのが椿の湯の角のところ。ここから東へ向いて歩けば道後温泉本館なのですが、そちらへはずっと人波が続いているので反対方向へ抜けることにしました。

椿の湯も久しぶりに見ます。壁に何か絵や造形物が飾られているのは確か「道後オンセナート」の時の作品ですよね。

そしてその西側では何かの工事をしていました。新しい建物を建設中のようです。何ができるんだろうと思いながら眺めていたら、ちょっと前にニュースで言ってたのを思い出しました。

今年は愛媛国体があって、全国から競技関係で多くの人が愛媛県を訪れるわけなんですけれど、その国体が秋に終わったら、数年前から計画されていた道後温泉本館の改修工事が始まるのだそうです。あの建物も120年以上経つのでいつかは改修しなければならない状況だったのですが、観光客の減少を極力抑えるために、国体が終わるまでは工事しない。工事を始めても全面休館するような大掛かりな工事にはしない、というようなことが決まっているのだそうですよ。

そして工事期間中、少しでも道後の魅力を高めようと、道後温泉本館、椿の湯、に続く第3の温泉施設をオープンさせるのだそうです。それがここだということで、なんだ椿の湯のすぐ西隣だったんだ、ということをようやく知ったのでありました。

もう少し西へ歩けば看板も出ていました。完成予想図も貼り出されています。ここには書かれていませんが、名前も道後温泉別館 飛鳥乃湯泉(あすかのゆ)に決まっているそうです。オープンは今年9月の予定。

面白そうなのは道後温泉本館にある唯一の皇室専用浴室「又新殿(ゆうしんでん)」を再現した特別浴室も備えるということ。実際にご覧になったことがある方もいると思いますが、普通のお風呂とは違った形状になっています。それを真似た浴室だということで、どんな風になるか興味津々です。

観光で一度道後温泉へ行ってみたいなあと考えていらっしゃる方は、春夏のうちに道後温泉本館の工事前の姿を見納めする旅にするか、秋以降に新しい飛鳥乃湯泉を楽しむ旅にするか悩むところですね。

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