ちょっと出遅れたけどANAマイレージクラブEdyカード発行終了のお知らせと、それを目にしてから膨らむ妄想について

行事ごとを終えて無事に帰って参りました。いろいろ疲れました。費用縮小のためにレンタカーを今夜の閉店までにしたのですが、明日の朝までにしてゆったりと帰路に着いた方が良かったかなと思いました。明日も用事が詰まっていて気ぜわしいので、できれば近々、気を抜いてのんびりできる時間を作りたいですね。

さて、ところで、全然関係ない話なのですが、先月末に発表されていたANAのニュースリリースで気になっていたものがありました。20日近く経っているので、既にご存知の方は今更って感じだと思うのですが。

ANAマイレージクラブEdyカード発行終了ならびにANAマイレージクラブカード素材変更のお知らせ。

まず最初に、この名前の挙がったカードが何かというのを簡単に説明しておきますね。

ANAのマイルを貯めるにはANAマイレージクラブに入会する必要があります。入会するとお客様番号が割り振られまして、その番号はいわばANAマイルを貯める口座番号のようなものだとご理解ください。で、前述のANAマイレージクラブカードというのは、その口座番号を証明する会員証のようなものの一種ですね。

そして、その会員証には様々な種類があって、例えばわたくしが日常の買い物で使いまくっているクレジットカードの機能が付いたANAカードもあれば、スルガ銀行ANA支店のキャッシュカードと兼用のANA Financial Passカードなんてのもあります。そういう中で、単に会員証としての機能だけのものがANAマイレージクラブカードなのです。

その素材が変更されるというのがお知らせの後半部分。しっかりした固めのプラスチックから弾力性もある再生PET素材に変更されるということなのですね。これは最近キャッシュカードやクレジットカードでも同様の変更がされているものもありますし、発行手数料も無料という中でのコスト削減策としては、まあ有りなのではないかと思います。

それより問題は前者。ANAマイレージクラブEdyカードの発行終了というお知らせ。このANAマイレージクラブEdyカードというのは何かと言いますと、ANAマイレージクラブカードに電子マネー楽天Edyの機能をプラスしたものです。これならANAのフライトでマイルを貯めるだけでなくEdy支払いでマイルを貯めることもできるのです。

このカードの新規発行並びに再発行を含め、今年の7月3日をもって終了するというアナウンスがされています。もし必要だと思われる方はお早めにお申し込みくださいませ。

それで、この発行終了についての理由というのは特にANAのウェブサイトでは詳細を説明されていないのですが、個人的には妄想が勝手に広がっています。

あくまでも根拠に乏しい妄想ですよ。個人的な妄想ですよ。今回のお知らせだけでは、あくまでも会員証機能のみのANAマイレージクラブカードから楽天Edyを取り除いたということでしかなく、クレジットカード機能の付いたANAカードにも搭載されている楽天Edyは変わらずそのまま搭載し続けられると思われるんですけど、わたくし、もしかしたらANAカードから全面的に楽天Edyが外されるその布石なんじゃないかと勝手に考えているんです。

ただの妄想です。で、代わりにANAマイレージクラブnanacoカードの爆誕(笑)。クレジット機能のANAカードも全面的に楽天Edyからnanacoへ切り替え。なーんてね。

個人的に使い勝手がいいnanacoが代わりに搭載されればいいなあという願望が9割以上でこんなことをほざいているのですけど、残りの1割未満の部分でわたくしがそう考えている理由です。

そのひとつはイトーヨーカドーやセブンイレブンはマイルが倍付けになるANAマイルプラスの加盟店であること。二、三年前に加盟店に加わったのですが、セブン&アイと並んで2強と言われるイオングループの電子マネーWAONはJALのマイレージバンクカードに搭載されているので、ライバル同士で組んでnanacoをもっと普及させたいという願望がセブン&アイ側にあったりするんじゃなかろうか、という。妄想です妄想。

そしてもうひとつ。エアアジア・ジャパンという就航準備中のLCCの主要株主に楽天が名を連ねていること。このエアアジア・ジャパンという航空会社は、元々はマレーシアのエアアジアとANAが提携してスタートしたのですが2年ほどで提携解消したのです。形式上はエアアジアが撤退して、残されたその航空会社はANA系列のLCCバニラエアとなり、エアアジアが日本に再進出してエアアジアジャパンを設立して就航準備をしている、という状態です。なんか就航予定が何度も延期されているようですが大丈夫なんでしょうか。とまあ、それはさておいても、系列でない航空会社に出資する企業といつまでも懇ろにしていられるのかなあ?という素朴な疑問が拭えませんでね。妄想ですよ妄想。

とか言っても、調べているとANAカードではなく提携パートナー発行カードとして楽天ANAマイレージクラブカードというのも存在するらしく、まあ特に袂を別つほどのことでもないのかもしれませんが。

ってぇことで妄想を記しておいて、何年か後に「あれ本当にnanacoになったじゃん」とか「いつまでたってもANAカードにはEdy搭載だよバーカ」とか読み返して鼻で笑うことにします。

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