実は仕事の電話をかけるのが超苦手なんですよ、と新卒社員のようなことを言ってみる経営者

昨日せっかくblogを早く書いて早く寝て、目論見通りに早起きも出来たのですけど、今日もまた書くようなことがなくて頭を抱えておりまして。これでまた眠れなくなってしまったら元も子もないぞ、と。

早起きしてゴミ出して味噌汁作って珍しく朝ごはん食べて。ふと振込手続きをする日だと気付いたので急いで起票して信金さんへ急いで。得意先事務所へ行って、本日のミッションが書かれた置き手紙を紅茶を飲みながら読んで。一つづつ指令を潰しているうちに気がついたら定時終了。

苦手なんだけど、本当は辛いんだけど、今日は珍しくそのミッションの中に3つも、ほぼ初めてに等しい相手に電話をかける用件があって、これ野菜だったら美味しいジュースが出来上がるんだろうなあと思える感じに心はゆっくりとすり潰されていました。今注目のスロージューサーですよ奥さん。

1件は新しく取引のある企業様からの斡旋で、さらにまた別の企業様と取引をすることになり、契約上のあれこれを確認しておいて、と。まあこれは大体話が決まっていることだから大丈夫。

2件目はまた別の企業様と同じようなパターンで紹介してもらった企業様に見積もりを依頼すること。これも状況を全部把握できていないけれども、詳しいことは文書にまとめて後で送付するという形で、電話では挨拶だけすればいいからなんとかなる。息を止めて素潜りするくらいの感じですかね。

そして3件目。これが厄介。頂いた見積もりの金額がややご不満なので、あからさまに言うと値切れ、という指令。えっ、だめ…こんなアクロバティックなの困る。ただでさえ苦手な電話なのに。

きっと営業畑のキャリアを積んだ方々なら、こんなの3つまとめて10分もあれば済ませられるんでしょうけど、わたくし受話器を取る前に何度も何度も緊張のあまりトイレに行くわ、頭の中で喋る内容の原稿を書いては消し書いては消し、何度もシミュレーションして、指をプルプルさせてプッシュボタンを押しては息が詰まりそうになって途中で受話器を置いて。気分転換に別の書類作りを済ませてから電話しようね、みたいに誤魔化そうとしたりして。

ま、それでもどうにか電話しましたけどね。値切…れは直接しませんでしたけど、最終的には上の者と相談するけどここの金額の根拠ってどうなんですか?じゃあここは?みたいな話を細かく尋ねて、じゃあこういう形にすればここのところの費用は抑えられるかもしれませんね、というようなことを投げておきましたよ。上手くいくんですかね?こういうので。やっぱりわたくし得意先社長のような浪速仕込みのおおきにまいどあり〜でバンバン値切れる感じは真似できまへんわ。

と言うようなことを書いて、なんだろう、結局は愚痴をこぼしたかったのですね。そんなこと言ってたって、いずれはそんな壁は軽々と超えなければならなくて、そのためには慣れるしかないんですよ。全くもって新卒社員を諭すようですけど。ひとり社長なんだからそれくらいやんなさい。はい。では睡眠第一、寝るぞ。

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