引っ張った割にアルバムを見返したら、載せてもいいような写真、それほど撮ってないじゃないですか。期待はずれかもしれませんがお許しください。では韮が峠からさらに進んで大野ヶ原へ。
韮が峠から途中まではまだ林道なので片側2車線で走りやすいのですが、途中から県道36号線へ合流すると途端に狭い道になりますので運転には気をつけてください。杉林の中を走り続けていると間もなく視界が開けてきて、いかにも高原という景色に変わっていきます。道幅も広くなり走りやすくなります。大野ヶ原小学校が見えた辺りでちょっと一休み。
パノラマで撮ったらこんな感じでしたが、もうちょっと綺麗に撮れる場所で撮ればよかったなと。
この近くに、もみの木というカフェとペンションがあります。ここの牛乳アイスを食べてみました。味は濃いけれどベタベタしない甘さで後味さっぱり。とても美味しかったです。
そのすぐそばにはポニー牧場があり、100円玉をミルク缶に入れて中に入ってみました。ポニーもヤギもいました。かわいい。
さて、ここから少し進むと県道383号線への分岐がありますので、そちらへ進みます。看板は出ていますが、意外と細い道なので見落とさないようにご注意を。わたくし見落としました。通り過ぎてすぐUターンしたところでついでに写真を。
よく四国カルストの風景をニュージーランドみたいだという人がいますが、どちらかというとこれから行く天狗高原の方の石灰岩がゴツゴツとむき出しになった辺りよりも、この大野ヶ原辺りのなだらかな山と草原が広がる景色の方が似ているなあと思います。
県道383号線はさらに細く曲がりくねっていますので対向車に気をつけて運転してください。見晴らしがいいので脇見運転にも注意。
わぁ、やっぱりニュージーランドみたい!ってあの白いのは羊じゃないですよ、岩ですからね。
この辺から地芳峠を越えるまではアップダウンも大きくてジェットコースターみたいですが、高知側の山と谷の美しさが印象的ですね。車を停めて写真を撮るような場所もないくらい狭い道でしたが。そして景色が広がる平坦な道に出ますと、そこが姫鶴平。
すぐそばの姫鶴荘で昼食をとったり、牧場を散歩したりしました。
少し先には風力発電の風車もあります。
この姫鶴平から五段高原そして天狗高原へと進んでいくにつれ、むき出しの石灰岩がたくさん見えるようになります。雰囲気がだいぶ変わってきますね。
そして天狗高原にある宿泊施設の天狗荘まで来たのですが、ここで思わぬ出来事が。ここからそのまま北東の方角へ続く道へ進んで、正木の森の近くまで弧を描くように走っている林道を経由して県道303号へ抜けるルートで帰るつもりだったのですが、この林道が落石のために長らく通行止になっているのだとのこと。このルートを走ったというblog記事などにはヒットしていて、この道が走りやすいということだったのですが。
でもこのルートもgoogleマップのルート案内では全く出なくて、林道だから表示されないだけだと思っていたのですけど、今回のケースは実際に走れないから表示されなかったようです。結構長い期間通行止めになったままなのだそうで。
なので地芳峠までは来た道を引き返し、そこから旧国道440号線と呼ばれるらしい細い道を通って、現在の440号線に合流して松山へ帰るというルートで帰るしかないということを天狗荘で教わったので、そのように致しました。
が、もう本当、地図やカーナビを気にしながらハンドルをさばくのに精一杯で、大変でございましたよ。とにかく1日も早い林道の復旧をお願いしたいところです。
おまけに天狗荘を出てから小雨が降り始めて命からがらのドライブって感じにもなって、無事に帰り着きましたが翌日はぐったりでした。でも、あんなに綺麗な四国カルストの景色を見て、澄んだ空気を吸って、開放的な気分になって。やっぱり行ってよかったです。今度は誰かに運転任せて行きたいですね。