順序が逆になりましたが、宇和島ではきさいや広場の他にもいくつか立ち寄ったところがあるので、ったって昔からの観光名所ですので、ガイドブックとかをご覧になったほうが情報はたくさんありますよ。単に写真を載せておきたいだけです。

まず1箇所目は宇和島城。藤堂高虎公によって築城されたというお城です。こじんまりとしていながらも堂々とした格好良さのあるお城です。

小高い丘の上にあるので登山口から15分ばかり、軽い山登りをしなければなりませんが、適度な運動の後に開けた視界へ飛び込む景色は最高です。

天守閣の中にも入れます（入場料200円）。規模は小さいですが、江戸時代から残る天守閣なので、歴史の重みを感じさせられました。

さて、もう1箇所は天赦園。こちらも由緒ある大名庭園です。宇和島城からも、南口のほうからなら徒歩数分です。入園料は300円。宇和島藩は伊達家とゆかりがあり、この天赦園という名前は伊達政宗公が詠んだ漢詩に由来していて、また伊達家の家紋が「竹に雀」であることから、園内に植えられている竹や笹は種類も多く植えているそうです。

それと藤原氏との関わりも深いとのことで藤も多く植えられているそうです。園内の池にかかる白藤太鼓橋は藤の季節になると非常に美しいそうで、やはり天赦園の見頃は5月ごろなのかなと思います。

天赦園も大名庭園としてはコンパクトな感じですが、街の中にこんな安らぎのある場所があるのは素敵ですね。宇和島へ行かれた際には是非お立ち寄りを。