WiMAX2+のルーター「HWD15」が届きました!なんと早い!16日の遅い時間に申し込んだので、翌17日受付扱いとして、でもその翌日の18日には発送完了の連絡が、そしてそのまた翌日の今日午後には配達と。あいにく午後から用事があって出掛けていたので、受取が夜になってしまいましたが、さっそく段ボール箱を開けて取り出しました。
じゃーん。外箱もかっこええ感じです。好きです。では中も開けて本体を取り出してみます。
うわー、スマフォじゃないのにタッチパネルとか必要なのかなあと思いながらも、これまた予想以上にかっこええので一目で気に入りました。この赤色がいいですね。黒の実物は見ていないけれど、赤を選んで正解だったことにしておきます。
これまでのWiMAXルーター「URoad-SS10」とサイズを比べてみます。幅は同じ位ですが、長さが2cm弱くらいかな、長くなっています。でもiPod touchよりコンパクトサイズなので問題なし。厚みは増したし重さも増えたけれど、手にした感じでは許容範囲。そういえばこのサイズ感、iPhone4と瓜二つじゃなかろうかと思います。
充電しなくても電源スイッチを入れたらバッテリーはちゃんと充電済み状態になっていたし、時刻設定もぴったりで、すぐ使えるようになっていました。気配りもバッチリですねUQさん。でも、だからといってすぐに使えるわけではありません。画面にアンテナマークが点くべきところに、斜線の入ったマークが「あきまへんで」と主張しておりました。
取扱説明書を読むと、これが必要だとのこと。おそらく殆どの方は大手3社の携帯電話と契約した事があるでしょうから身近なものとして認識されているのでしょうけれど、PHS歴まもなく18年、大手3社との契約歴皆無という現代日本で特異な存在であるわたくしにとっては、海外のプリペイド携帯で手にして以来のSIMカードでありました。使う使わないに関わらず、auのLTE回線を使用できるようになっているので、WiMAXであってもSIMカードが必須になっているなんて知りませんでした。でも逆に言うと、これさえ抜き差しすれば、新型ルーターに買い替えたりってのも簡単に出来るわけですよね。
それで、改めて電源をOFFにしてSIMを挿しスイッチON。おお、ちゃんとWiMAX2+のほうの電波を掴んでいるじゃありませんか!アンテナ表示も4段階フルです!エリアを心配していたけれど杞憂に終わりました。ちなみにモード切替で「ハイスピードモード」から「ノーリミットモード」に切り替えて、以前からのWiMAX電波を掴んでみると、な、なんとアンテナが5段階の1と2を行ったり来たり。WiMAX2+への移行をスムーズにさせる為に、従来のWiMAXはもう既に縮小されているなんて噂も見つけたりしましたが、それが本当なのかとても弱くなっているようでした。これではインターネット接続も不安定になるはずです。
では、iPod touchにインストールしているアプリ「SpeedSmart」で、通信速度の計測をやってみましょう。まずは、以前から使っているURoad-SS10でのWiMAX接続から。
下り速度最大40Mbpsと謳われていましたが、うちの事務所ではその1割くらいしか出ていなかったのですね。それではサーバーの位置など条件は同じようにして、HWD15のハイスピードモードではどうなるでしょう。
おおっ!15.03Mbps出ています。かなり速くなりました。ちなみにノーリミットモードではどうでしょう。
これでも5.83Mbpsと、同じWiMAXの電波でもURoad-SS10よりは少し速くなっていますね。Uroad-SS10も2年以上前の製品なので、その間に出たWiMAXハイパワーという新規格には対応していないのですよね。HWD15のほうはハイパワー対応なので、その違いも含まれているのかもしれません。
そんな感じで、問題無く「ハイスピードモード」にて、WiMAX2+の電波を使った高速通信が出来るようになりました。早速いろいろなウェブサイトを覗いたりしていますが、特にYouTubeでの動画再生が途中で止まったりしなくなったし、Google+も読み込みがとても遅くて使いづらかったのが、一気にぱっと表示されるようになったりと、今までネット使ってて不便だなと感じていたことの多くが解決されました。原因はWiMAXの電波の弱さだったと判り、もっと早く変えておけばよかったなと後悔しきりです。
ということで、史上最大のタダ替え大作戦で迷っている方の背中をポンと押せるような記事にしたかったのですが、あと3分でUQ Flatツープラス ギガ放題への実質値上げが始まってしまう! あー、お役に立てなくてごめんなさいごめんなさい!