浜松での仕事は、JR浜松駅の東側にあるアクトシティ浜松という施設内で行っています。このアクトシティ浜松というのはオフィスビルに上層階はホテルが入居しているタワー棟を中心に、コンサートホール、イベントホール、会議室などが併設された複合施設です。
そしてその敷地内には「浜松市楽器博物館」という施設もあります。5年前の出張の時に立ち寄って、非常に興味深く楽しめたので今回も時間があればと思っていたのですが、どうやら先のスケジュールを見る限り断念せざるをえないようです。毎日目の前を通っているのに勿体無い気分です。
その名の通り、楽器を収集して展示している博物館なのですが、公立なのは日本ではここだけなのだそうです。ヤマハやカワイなどの楽器メーカー発祥の地であり、音楽の街として知られる浜松ならではという感じですね。
ただやっぱり、その辺りのメーカーさんはピアノが主力製品なので鍵盤楽器の展示が特に充実しているので、金管楽器プレイヤーだった自分としてはそちらの収集にもさらに力を入れて頂けると嬉しいなと思います。
それでも縦軸は古代の楽器から現代の楽器まで、横軸は日本の楽器から世界の楽器まで、多種多様に展示されているので本当に見ていて飽きない内容になっています。中には実際に触ってもいい展示物もあるので、楽器に親しめる方にはとても楽しい空間になっていますよ。
ただ、なんというタイミングか残念なことに、今年の4月から入館料が値上げされて大人800円になってしまいました(それまでは400円だったので倍増です)。でも思い起こせばあの内容だと今までが安すぎたのかもなあとも思えますね。
そんな感じで、今回行ってもないのにお勧めするのもどうかと思いますが、浜松を訪れた音楽好きの方にはとてもおすすめスポットです。是非是非。