今日は啓蟄。これまでとは一転してとても暖かい一日でした。日が落ちると寒くなるかと思って着て出掛けたダウンジャケットも無用な荷物になってしまうくらいでしたね。この暖かさが続いてインフルエンザの流行も収束すればいいのですが。
本当にお出掛け日和になったので残念ではあるのですが、予定していた友人との小旅行は周囲への感染を防ぐ観点からもドクターストップがかかり延期となったわけです。まあ正直、同じ車内という密室で過ごす自分自身の感染リスクも気になりましたし、お互いがじゃあ翌週でも予定的には大丈夫だよということになったので、丸ごと翌週へずらすことで決着しました。
ところが、そうは言っても困難なのが飛行機の航空券です。通常運賃なら問題無いでしょうが、なるべく安くということで、いわゆる早期予約割引であるANAの旅割を利用して手配していたそうです。
これ、わたくしもよく使う、と言うかマイルの特典航空券以外だと、この旅割を利用しないと高くて乗れないというのが本音。でもこれで購入すると、予約便の変更は出来ないんですよね。
なので、今回のように翌週に変更したい、という場合は、一旦予約をキャンセルして払戻を受け、新規に予約を取り直すという方法になってしまうわけです。
ところが、その払戻を受ける場合でも、旅割だと安い運賃で購入できる分、取消手数料が高くなっていてキャンセルがしづらくなっているのですよね。ちなみに今回の場合は搭乗日13日前を過ぎているので、支払手数料は運賃の約60%相当額になるのだとか。
仮に15000円の運賃だったとして、返ってくるのは6000円ほどという計算になりますね。手数料は9000円。これはきつい。
しかし、今回色々調べてみると、ちょっとした救済措置があるのを見つけることができたのです。それは病気等の理由で旅行不可能な場合の変更・払戻の特例があって、診断書の提出で予約便の変更や手数料無料での払戻をして頂けるというもの。
いやあ、「病気で旅行できなくなったからってそれはお前の自己責任だろ」と言われるものだとばかり思っていました。
早速このことを友人に知らせまして、熱が下がった体調の中なんとか無事に手続きを済ませたようです。
ちなみにJALの場合ですが、こちらも変更については言及されていませんが、手数料無しでの払戻を取り扱ってくれるそうです。
病院で診断書をもらうのに3000円くらいは必要だと思うので、フライトの距離によってはそれほどの恩恵でもないかもしれませんが、諦めて航空券を全額無駄にするよりはマシではないかと思いますので、万一に備えて頭の隅に覚えておくといいですよ。