気のおけない友達と過ごす楽しい時間というのはどうしてあんなに早く過ぎ去ってしまうのでしょう。楽しいことをギッシリ盛り沢山に詰めても、普段通りにダラダラ過ごしても同じ24時間なのは不思議なものです。

さて、2日ほど旅先からそそくさと書いたBlog記事で済ませてしまいましたが、書き漏らしたことも当然ありまして、今日はそのひとつ「Beer Pub Station」のことについて少しご紹介したいと思います。泊まりで高松へ行くなら絶対訪れてみたいスポットだったのです。

その名前からお分かりになると思いますが、美味しいビールが飲めるお店なのです。そう言ってしまうと普通っぽいですが、このお店がちょっと普通ではないところはその立地。なんと、ことでん高松築港駅の中にあるのですよ。いわゆる駅ナカ？だったら都会のターミナル駅にだって色々あるじゃないか、と思われるかもしれませんが、ここは駅ナカと言うよりプラットホームそのものです。右端の木製のブースがお店です。

写真には写り込んでいませんが、お店のブースの右側には、テーブルとベンチがありまして、注文したビールをそちらで飲む事ができます。

こんな感じのちょっと仮設っぽくも見える店舗ですが、きちんと美味しく注いでくれるギネスや、オリジナルのことちゃんエール、それからエーデルピルスや珍しいさくらんぼビールなど４種類のタップを用意してくれていて、ちょっとしたおつまみもあります。この日はきのこたっぷりで体にもやさしいしじみチャウダーを勧められたので注文しました。意外とビールにも合って満足しました。

プラカップではなく、ちゃんとしたグラスに注いでもらえるのが嬉しいですね。わたくしはここでしか飲めない「ことちゃんエール」を頂きました。泡が欠けているように見えるのは一口飲んでから慌てて写真を撮ったからです。

ちなみに、わたくしと友達は栗林公園駅から電車に乗って高松築港駅まで行き、電車から降りてすぐビールという流れで楽しんだのですが、例えばJR高松駅などから徒歩で高松築港駅へ向かわれた場合は、切符が要るのでは？と思われますよね。でも駅の貼り紙によりますと改札口で「ビール飲みに来ました」と言えば入場出来るのだそうです。なんとゆるい。ことでん素敵。ことでんの駅員キャラクター「ことちゃん」もユーモラスでかわいくて最高。

この「Beer Pub Station」というユニークな試みは、高松築港駅から徒歩数分のところにあるアイリッシュパブ「THE CRAIC」さんが出張営業しています。お店のスタッフさんが本店のほうにも美味しいビールやフードメニューが色々ありますよと教えて下さったので、折角の機会だから立ち寄ってみることにしました。そこではオリジナルのフィッシュ＆チップスとギネスを頼んで窓際の席で友達とのんびり語らいながら過ごしました。本場アイリッシュパブのシステムに則った心地よい空間でした。

高松を訪れる予定のあるビール好きの方々は高松築港駅とTHE CRAICのハシゴを是非お試しあれ。