昨日苦戦した甲斐あって、今朝無事に給料が振り込まれてありました。これで一ヶ月暮らしていけますし、また一ヶ月頑張ろうと思えるものです。若くて無知な頃は、別に金の為に仕事やってるわけじゃねーから、なんて粋がった事も言ってましたが、やっぱり給料はやった仕事に対する対価なのだから適切に貰わないと。ご褒美とは違うものなのだから。
じゃあ獲得した対価の中から自分にご褒美をあげちゃおう!というわけで、いえ、というわけでもありませんね、買ったのは給料日より前でした。まあとにかく、今日は仕事から離れて息抜き的な記事をひとつ。
数日前に買ったスニーカーをおろして、今日はじめて履いてみました。REEBOKの「INSTAPUMP FURY TECH」であります。じゃーん。
1990年代のハイテクスニーカーブームの中で、今でも歴史的名作と語り継がれている(誰に?)スニーカーのひとつ、INSTAPUMP FURYシリーズの新作なのです。耐摩耗性に優れ、防弾チョッキの素材などにも使われているという「ケブラー」をアッパーに使用したモデルです。黒とグレーを掛け合わせた渋い色合いがとっても格好いいです。写真撮ってみると、想像以上にジーンズに合うなあと思いました。
昨年はINSTAPUMP FURYが誕生して20周年だったのだそうです。そこで、大人気だったファーストカラー、セカンドカラーとオリジナルに忠実な限定復刻版が相次いでリリースされ、FURY人気が俄然ヒートアップしているのだそう。そこへ投入された新素材使用によるTECH PACKシリーズとのコラボレーションモデル!これは買いですよ、買い!
ということで、一目惚れに近い感じで、通販にて手に入れてしまいました。しかし我ながらよくこんなファッション雑誌のような謳い文句をすらすらと書けるものだと感心します。
実はかつてブームの真っ最中の時にも、4代目カラーのトリコロールのものを履いていまして、その履き心地の良さと、突拍子も無いようなデザインに見えて意外といろんな服に合わせ易いのが非常に気に入っていました。最初はなんだこの変なスニーカーはと拒絶していたのですが、たまたま安くなっていたので試着してみたら即座に改宗してしまったのでした。そんなわけで、INSTAPUMP FURYの魅力を語るなんざお手のものです。
肝心な履き心地はというと、クッショニングが適度な柔らかさで、歩き易く快適です。ご存じない方の為に書いておきますと、先の写真でいうとちょうどズボンの裾に隠れて見えないのですが、ゴム状の突起がありまして、そこが空気ポンプになっているのです。そして履いてそのポンプを押す事で、アッパーの上部や側面の黒い部分に空気が詰めこまれて膨らみ、それによって紐の代わりに足を固定するという仕組みのスニーカーなのですよ。なので、足の締めつけ具合もピタッとする不思議な履き心地になります。
しかし、昔の病的なスニーカーマニアっぷりは最近やっと治まったと思っていたんですが、やっぱりフラッシュバックというかリバウンドというか、どうにも敵いませんね。でも単なる復刻で昔を懐かしむよりも、このFURY TECHのように復刻×新しい何か=??…というような革命児的なものの登場には、いつまでも心を揺さぶられたいなと思うのです。