昨日の帰り道からどうも風邪かなあという気配はありました。夕べはビールやビールやビールを飲んだ後で寝たのですが、回復にはほど遠く、いかにこれ以上具合が悪くならないかに腐心する一日となりました。予想はしていたとは言え、体調が崩れはじめると気分も落ち込むものです。
幸いにも今週一杯は、得意先事務所への出勤は休みとなり、取引先へのメール連絡等、やっておくことはありますが、時間に縛られることが無いのを幸いに、昼までひたすら寝ていました。
それで多少持ち直したので、ニンニクやショウガ重視で食事を摂って、温泉へ行くことにしたのです。暑いはずなんだけど体が冷えているのを感じたので、中から温めることが必要と考え。ただ、もしこれが発熱していたとしたら、温泉なんて逆効果になってしまうのですが(体力の消耗が激しいから)、ちょっと賭けに出ました。良い子は早めに医師の診察を受けて可否を判断してもらうべきですよー。
さて、いろいろ迷いましたが、今日は「東道後のそらともり」でゆったりと体を疲労から回復させることにしました。今日ここをチョイスした理由は次のような感じです。
1、電気風呂がある
わたくし、この電気風呂というのが大好きなので、この設備がある温泉は3ポイントくらい高評価しております。こちらの東道後のそらともりにも屋内の浴槽の一角に電気風呂のコーナーがありまして、ここでビリビリしては筋肉をピクピクさせて、凝りをほぐしております。割と若者は敬遠するようで、その分争奪戦が容易いのは嬉しい限りです。
2、ねころび湯がある
その名の通り、石の上に寝転ぶと、肩の辺りからちょろちょろとお湯が流れてきて、背中などをじんわり温めてくれます。しばらくすると心地よくなって、ほぼ100%の割合でうたた寝をしてしまいます。今日はこのうたた寝を狙っておりました。背中は温まり顔には涼しい風がそよぐという絶品なコンビネーションにはリラックスさせられます。
3、岩盤浴がある
嬉しいことに岩盤浴の利用料は始めから入館料に含まれているのです。しかも男性も利用可能。これはとても嬉しいシステムです。みんなに嬉しいので待ち時間が長くなる場合もありますが、今日は平日昼間ですからこういう時こそ岩盤浴ばんばんやる番です。ちょっと韻を踏みました。
ここの岩盤浴でいつも気持ちがモヤモヤしてしまうのは、浴室が2つあってひとつは女性専用、もうひとつは男女共用になっているのですが、女性専用のほうが満員になっているわけでもないのに男女共用のほうに入ってくる女性グループの存在。そのせいで順番待ちせざるを得ない男子がいるんだよっ!とまあ、男性専用岩盤も作って欲しいところなんですが、色々事情もあるのでしょうなあ。
4、つぼ湯がある
つぼ湯というのはその名の通り大きな壷(というよりは小ぶりの浴槽ですが)のお風呂で、常にお湯が満杯に張られていて、入るとそれはもうザバーンと気持ちいいくらいの音を立ててお湯が溢れ出すわけです。ほんとに密かすぎる楽しみですが、その音を聞く為だけに入ります。家庭では水道代の無駄遣いを気にして決して聞けないあの音を、思う存分聞いて贅の極みを味わいたいのです。
5、ボディケアのお店がある
別料金なのでこれこそ贅の極みなのですが、ほんっとうに体が悲鳴をあげそうなくらい疲れているので、ここの力を借りて和らげることにしました。そりゃまあ健康保険が効くような治療ができるところへ行く方が賢いという考え方もありますが、以前何度か利用した事もあって、自分には結構効いた感じがしたもので。アロマオイルを使ったフットケアのコースは気に入っています。
6、館内着でゴロゴロできるスペースがある
これが一番の魅力かもしれませんね。小さいテレビの付いた一人掛けソファに、広々と二人でも寝転べるソファ、いわゆる人間を駄目にするビーズクッション、外のデッキチェアなど、いろんなスタイルのゴロゴロスペースがあります。漫画喫茶もうらやむような冊数の漫画本が本棚にずらっと揃っていて、風呂入って漫画読みながらだらっと体を休めて、またひと風呂浴びて、というような感じで半日・丸一日楽しめますね。長時間滞在してゆったりのんびりしようというなら松山近郊では東道後のそらともりが向かうところ敵無しという印象があります。
7、サウナでのロウリュサービスがある
結局今日はタイミングが合わなくて利用しませんでしたが、こちらのサウナでは2時間に1回くらいのペースで、ロウリュの時間があります。サウナの中に熱した石があって、そこにアロマ水をかけて香り高い蒸気を充満させるというサービスです。その際に係の方が、その蒸気を扇いで体に送ってくれるのですが、それがとても気持ちのいい熱さで、汗がドバドバッと出てきます。これが非常に気持ちよく、ハイな感じに癒されます。ここに来たなら外してはならないサービスだと思います。まあ今日は体力的にこれはパスしたので良かったのかもしれませんが。
というような素晴らしい内容のお風呂や設備サービスから活力と緩みを戴いて、ここのコンセプトである氣養生を充分に堪能し、今のところはこれくらいの記事を書けるほどには体力維持しているのですが…。あとはしっかり熟睡して、明日は回復して下さいよわたくしのBody & Soul(wow wow wow wow wow yeah!!)