異変は真夜中に起きました。いくら打ち上げのタダ酒だからと言って、それほど調子に乗って飲んでもいなくて、せいぜいチューハイを4杯くらいのものだったのですけど、酔いに任せて眠っていたら強烈な吐き気で目が覚めました。
トイレに駆け込んで戻して、お茶飲んで落ち着かせて、再び眠ったら30分〜1時間おきに再び吐き気がして、朝4時頃までずっとその繰り返しでした。なのでほとんど眠れていません。朝6時にいつもどおりのアラームが鳴って目を覚ましてみたものの、酔いも抜けきっておらず、頭もガンガンと痛みます。
幸いなことに今日のスケジュールは、昨日の夜に梱包した荷物を発送して松山へ帰るだけ。こんなのが会期中の営業日に起きていたら全く仕事にならなかったので、それだけは助かりました。まあそうならないように酒量はセーブし続けていたんですが、最終日だからと油断したのがいけなかったんでしょう。でもあれだけの量でこんなに?
いつもは6時台に朝食会場へ行ってバイキング形式の朝食をいただくのですが、メニューの中にお粥があったよなあと思い浮かべつつも、吐き気は治まりはすれどとても食べる気にはなれず、もう一寝入りしました。集合時刻も普段より遅くて助かりました。
この二度寝ができたおかげで、ちょっと疲れが溜まってる、くらいの顔で最後のひと仕事を片付けることができたのですが、アイスコーヒーもらっても恐る恐るしか口をつけられないような状態。まあとにかく車の助手席に乗ってれば寝てても松山に帰れるし、と呑気に構えようとしても、車中で居眠りしている時に昨晩のような突然の嘔吐がやってきたらどうするんだ逃げ場がないぞ、という恐怖感に襲われ、脂汗が出てきます。
帰路途中で昼食をとることになり、なかなか沿道にお店が無いなあ何でもいいから早く食べようぜ、という苛立ちが車内に充満した時。よりによってこんな時に現れたのはロイホ。そうですよ、松山には存在しない憧れのロイヤルホスト様ですよ。普段通りの食欲がある時に出会いたかった。得意先社長らが昼から美味そうなステーキセットをガッツリ食べている横で、昆虫のように野菜サラダを食べるわたくしでありました。
その後の道中は、うたた寝はすれど心配するような事態は起こらず、無事に松山へ帰還しました。ま、疲れが溜まってる時に暴飲暴食したので胃がびっくりしただけなんでしょうけど、生きた心地のしない一日でした。さあ、明日はこの疲れをゆっくり取り除いて、風邪ひいたりしないように平常運転に戻していかねば。