なぜ会社のBlogなのに温泉カテゴリーがあるのか謎ですが、今日も温泉レポート。片付けられるか不安だった仕事にも一区切りついたので、疲れをとるためざぶんと浸かってきました。今日の行き先は星乃岡温泉でございます。
ここは結構歴史の古い温泉だったと思います。大浴場は昭和34年創業とのことですが、今日はもうひとつの温浴施設、千湯館のほうへ入ってみました。こちらは本館とも言える大浴場の建物の道を挟んだ向かい側の山肌にあります。
こちらのほうがやや新しい(と言っても平成3年オープンなんだそうですが)施設なので、大浴場のほうには無い湯船がいろいろあって、ちょっと贅沢な気分になれます。お値段も贅沢価格の750円ですが…貸しタオル付きなので有難く思いましょう。
ではここでまた、全くニーズのない、中年男性の入浴情報です。洗い場で体を洗ったら、手前にある楕円形の炭酸風呂にゆっくりと浸かってじんわりと体を温めてから、露天スペースへ出て、歩行浴を30分、空いてたらその後は奥のジェット風呂へ行き、気泡風呂、源泉の湯、電気風呂などを空き状況も見ながら巡回し、最後に薬仁湯で締める、というのが定番コースであります。
炭酸風呂は38〜40℃くらいのややぬるめな設定になっていますが、5分くらい浸かっていると体の芯が温まってくる感じがします。ゆっくりじんわり温めていくと、熱い風呂にパパッと入るよりは湯冷めもしにくいそうなのでお薦めです。炭酸風呂は体への負担も少ないそうですし。
こちらの歩行浴は、奥にジェット風呂があって、その水流が歩行スペースにも漏れ出していることで、水の抵抗が少し増しているような造りになっています。なので、どなたかがジェット風呂を利用していると水圧が当然弱まったり、復路は水の流れに後押しされたりするので、効果が均等ではない気もするのですが、それでもまあ歩行浴を楽しむには充分な施設だと思います。
それもさることながら、往路であの水抵抗を作り出せるくらいの噴出力が有るジェット風呂が痛気持ち良くて素晴らしいと思います。凝り固まった部分がほぐれますね。あまりやりすぎると痣でも出来ちゃうんじゃないかと気になりますので程々にしましょう。
今回久しぶりに行って、若干変わっていたのが、以前あった箱蒸し風呂の代わりに源泉ミスト風呂が設置されていたこと。以前の箱蒸し風呂は、ヒノキで出来た箱に首から上を出す感じで入って腰掛け、箱の内部でミストサウナを楽しむというものでしたが、ガラス張りの小さな部屋に入る形状へと変わっていました。ヒノキの扉が壊れやすかったんだと思いますが、あの香りが良かったので少々残念。けれど今度のは頭から源泉のスチームを浴びられるので、意外と硫黄の匂いが強いお湯なんだなということが感じられるのも一興かと思いました。
電気風呂はただただ、効きます!ここのはちょっと強めかもしれないので初心者の方は充分に注意しつつ、腰が痛い方は是非お試し下さい。
仕上げに入った薬仁湯というのは、十数種類の薬草が入った袋が浮かび、そのエキスがたっぷり染み出して、紅茶のような色をしているぬるめのお風呂です。何の薬草が入っているか説明書きがありましたが、浴室内で写真を撮るわけにもいかず失念しました。たぶん生姜とか唐辛子も入っているのではないかと思いますが、ぬるいお湯の割には、入って数分で体がピリピリと熱くなってきます。タオルも茶色く染まってしまうので、貸しタオルがあるという心遣いがここで活きてきます。素晴らしい。
そういう感じであれこれ入っていると、余裕で1時間以上楽しめるし、お湯の質感が、それほどぬるぬるしないのに肌がつるんつるんになる非常に良い感じのものなので、ゆっくりのんびりしたい時にはお薦めです。
さあ、では疲れもとれたので明日からも頑張りますか。