出張を終えた今の時期、残務整理だけ自分のペースでやってくれたらいいよーって約束なので、温泉へ行って歩行浴で適度に体を動かしたり、ヘルスコンシャスな野菜中心の粗食メシを自炊したりしながらぼちぼち残務をやっつけております。
なぜそのように過敏な感じでヘルスケアな雰囲気を漂わせているかというと、激太り解消。これですよこれ。
とは言え、日が落ちると虫の声が聞こえるようになった秋の訪れ。小さい秋を見つけて、それが美味しい秋だったら即座に捕獲して美味しいうちに味わいたいじゃありませんか。激太り解消?なにそれ。
で、見つけました。小さい秋。というか美味い秋。
と見せかけて、もうひとつ、こっち!
なんと今年はこんな豪華そうでレアそうなヴァージョンの秋味が発売されているのですね。
瓶のキャップをすぽんと外すと、懐かしい感じのビールらしい香りが立ち上りました。グラスに注ぐと、思わず声を上げてしまったほどに濃い色で美味しそう!
懐かしい感じの香りと書きましたが、一口含んだ味の感じも、昔々小さい頃に父親にねだって一口だけ飲ませてもらった、あの昔のビールに似てるなあと思ったのです。今でいうクラシックラガーなのですけど、そんな風な、味も香りも濃くしっかりと主張するようなタイプだなあというのが第一印象です。
ただ、苦味だけは昔の記憶の味よりは若干弱めに思えました。そこそこ苦くはありますが、後にはあまり残らないような印象で、多分これも秋の味覚のお供としてあくまでもサポート役に徹するための配慮なんじゃないかと想像します。
いつもならここで、缶入りのレギュラーな秋味と飲み比べてみるのですが、ここがヘルスコンシャスたる所以で、後日にと我慢するのでした。それすると記事的にはつまんないだろうが!ここは読み手が求めるものに応える必要経費だろうが!と昭和な経営者的に自らを叱咤するのですけれど、今はどうしてもわたくし、体重計とアンブレラするわけにはいかないのでした。(意味も無く語感の勢いで書きましたが体重計とアンブレラの元ネタはこれです。作曲者は「愛は勝つ」のKANらしい)
軌道修正してと。この「秋味 堪能」も当然のように期間限定、おそらくレギュラー版秋味よりも早く姿を消すと思われますので、見かけたら即入手をおすすめします。できれば秋刀魚の塩焼きや炙り松茸なんかもご一緒に!