サポートセンターが万能ではないことは知っておりますが、このWiMAXのトラブルは無事に解決するのか非常に心配

事務所のインターネット環境に今朝突然の異変が起きまして、原因も判らず決定的な解決策も無く、困り果てている次第です。最も有効な対処は「今日は仕事を諦める」だったのですが、それって…もう。

昼前に調べ物をしようとMacで検索をしたら、ページが全く開く様子がなく、おかしいと思ってあれこれ点検したら、WiMAXルーターが圏外という表示に変わっていました。

WiMAXルーターはHWD15という機種を使用していて、これをクレードルという機器に差し込んで事務所の机の定位置に置いています。朝一番には通常通り使えていました。しかしそれが突然WiMAX2+の電波を掴まなくなって、使い物にならなくなったわけです。

クレードルから引き抜けばモバイルルーターとして電波圏内ならどこでも使えるので、試しに事務所の玄関を出て外へ持ち出してみると、ちゃんと電波はつかめているようです。しかしそれを室内に持って入ると、圏外になったりWiMAX2+ではない旧来のWiMAX電波に切り替わったりと非常に不安定な挙動になるのです。

ということは、ルーターの故障ではなくて、どちらかというと今まで事務所の机上まで電波を送信してくれていた基地局の方に問題があるのではないかという考えに達しました。例えば基地局設備の工事をしている、アンテナの向きがずれた、など。

工事でも故障でも、いつから復旧するのかが判れば安心できるので、ひとまずサポートセンターへ電話してみました。一度目はガイダンスに従って操作していくと、大規模な通信障害はない、というアナウンスの後で一方的に切られました。端末の故障についての問い合わせである3番に掛け直せという旨のアナウンスもあるのですが、じゃあせめて自動で回線切断をせずにスタートメニューに戻ればいいのにと思いましたが。

そして今度は端末の故障窓口の方に連絡を。オペレーターの方に繋がったので、顛末と通信障害が起きている情報はないかの確認を求めると、まずは契約者情報を教えてくれとのことで、氏名、電話番号、生年月日、住所、などを告げました。

わたくしとしては、端末ではなく基地局かそこから発する電波の問題だと睨んでいるのですけれど、オペレーターさん曰く、端末の不具合ではないことを見極めるために、端末側にできる処置をやってみて欲しいということで、SIMカードの抜き差しと接点部の拭き取り、本体のリセットスイッチを押す、などを指示通りに行いました。しかし状態は全く変わらず。

次に、通常ルーターが掴んでいた電波と、事務所内では掴めなかったが玄関から外に出て掴めた電波が同じ基地局のものか違う基地局のものかを特定するため、確実に別の基地局の電波を掴むだろう場所までルーターを持って出かけて様子を聞かせて欲しいとのこと。自転車で5分くらい離れた公共施設の前を指定され、いったん電話を切ってそこまで出かけて電波状況を調べることに。

結果その場所ではルーターは正常に作動。しかし事務所内に持ち込むとまたしても圏外に。

その結果を報告するため再度サポートセンターへ電話すると、違うオペレーターの方と繋がったので、先の方の指示通りに再び契約者情報の特定作業をして、それまでのやり取りの記録を呼び出して引き継いでもらうことに。なのでまた、氏名、電話番号、生年月日、住所を告げ。

「では端末から一度SIMカードを抜いて…」
「さっきオペレーターさんの指示通りにやりました」
「そうですか、失礼しました。それでは次に本体横にあるリセットスイッチを…」
「それも先ほどやりまして状況変わらずなんですが」
と、リフレイン状態なのでやや叫んでる。

「そうしましたらルーターを窓のそばに置いてですね…」
「元々窓のそばの机の上に置いて使ってたんですっ」
「ではできるだけ建物の南東の方角に置いて…」
「建物の南東の角の部屋の、南東の窓のそばで使ってたんですっ」

「…えーと、そうしましたら…そうしましたら…」
「基地局の問題だと思いませんか」
「…そうかもしれないですね」

だから初めから、そうかもしれないと言っているんじゃないですかー。

「あと考えられるのは、その、いつも掴んでいる電波を発していた基地局が廃止されたとか、ですかねー」
「えっ? じゃあ通常通り使えていた今日の9時頃から、使えなくなった11時頃までの間に、うちの最寄りの基地局が廃止されたと? じゃあそんな大事な情報、把握されてて当然ですよね? でも廃止の情報は無いんでしょう?」
「そうですね。でもどこの基地局が、というのは建物のオーナーさんの個人情報の問題もあるので把握できないのです」
「え? 建物のオーナーさんが自由に契約を解除して基地局を廃止にできるわけじゃ無いんだから、廃止することになったら当然その情報を通信会社が知っていないとおかしいでしょう?でないと利用可能エリアの問い合わせに答えられなくなりますよ。せめて恒久的に廃止なのか、近隣に代替の基地局を作って通信品質は維持するのかくらいは回答できるくらいにしておかないと」
「…そうですね」

と、オペレーターさんもどう対応していいかわからないのでしょうね、きっと。マニュアル的にはリセットスイッチあたりで解決、という筋書きしか書かれてないのでしょうから。

それで結局、ルーター側の不具合ではないこと、基地局に問題がある可能性もあるので調査して必要があれば修理などの対応をすること、を担当部署に報告を上げてもらい、2〜3日様子を見るということで今日のところは収めましたが。

家の中で何かの置き場所を変えたというようなことも、繋がらないと気づくまでの2時間では全く心当たりがないので、本当に原因不明で困っております。あとは近隣の部屋で新しく電波を発する機器を増設したとかが怪しいかなあ。

そして対策はというと、一つだけ見つかったのですが。窓の側に机を置いているとはいえ、ルーターの定位置であるクレードルは、窓と反対側の机上にあるので、本当に窓枠に張り付くくらいの窓際まで寄せると、以前よりは弱いシグナルでWiMAX2+の電波を掴むことができるようになりました。なので、窓ギリギリに置いてどうにかインターネット接続を利用しております、が、クレードルとAirMac Time Capsuleを繋ぐケーブルが長くてもつれたりと面倒なことも芋づる式にやって来る始末。

これ、様子を見て改善されなければ、固定回線代わりに事務所で高速通信用の電波を掴むという重要な目的を果たせないので、契約を解除する方向で考えるしかないのですけど。一体どうなるんでしょうね全くもう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)