たかのこの湯へ

記事だけだと連日遊んでばかりじゃないかと思われてしまいそうですが昨日は得意先事務所で仕事もしましたので、と断りを入れておいて今日は温泉の話です。ちょっとまた疲れが溜まってきてるなあと思ったので、夕方に温泉へ行ってきました。今日は数年前にリニューアルして綺麗になった「たかのこの湯」です。

ここは100年前から大師湯という温泉として存在していた歴史ある温泉です。昭和の頃には鷹ノ子温泉として、大衆演劇の劇場なども兼ね備えたレジャー施設として人気がありました。現在は気軽に日帰り入浴が出来る大浴場と、その大浴場へは宿泊中何度でも無料で入浴できるというホテルが併設された施設となっています。

大浴場ですが、中央に大きな楕円形の浴槽があります。その脇に隣接して子供用の浅い浴槽もあります。手前側には歩行浴ができる深い浴槽があり、その片隅にはジェット噴射でマッサージ浴が楽しめるブースが2カ所あります。また、その歩行浴へ下りる階段の横には、休憩用のベンチのように腰を掛けて休めるスペースがありますが、ここも座ると背中にちょろちょろとお湯が流れていく座湯になっています。

また逆側には打たせ湯と電気風呂があり、中央の浴槽の奥には、明治から引き継がれているという旧源泉のぬるいお風呂があります。ガラス張りの向こうには露天風呂が見えますね。

その露天風呂への通路の途中にはサウナと水風呂があります。ドアを開けて外に出ると露天風呂。そしてその奥には寝湯もあります。露天風呂のスペースはウッドデッキになっていて、暖かい季節だとデッキチェアにごろんと伸びて一休みしつつの入浴もいいですよね。今日はさすがに寒かったのでお湯の中でじっとしていましたが。

そんな感じで、ひとつひとつは小ぶりなものもありますが、いろいろな種類のお風呂があってゆっくりと楽しめます。今日も1時間半くらいはあれこれ浴槽を巡りながら過ごしていました。これで650円は、他の浴場がもう少し安いところもあるので割高感もありますが泉質とバリエーションを考慮すると妥当ではないかと思います。

どうしてもこの値段では高いと思われる方は、次の2つのサービスを利用してお得に入浴してみてはいかがでしょうか。
その1:朝5時〜10時の間は、朝湯の会料金で450円になります。朝湯の会なんて名前になっていますが、入会するとかいうのではなく、大人は誰でもこの料金になります。また、朝10時までに入場すれば良いとのことなので、9:50に入ったからといって10分で出ないと通常料金になる、というようなこともありません。平日も土日祝も対象です。

その2:毎月第3火曜日は、たかのこの日で入浴料が400円になります。カレンダーの都合で中止になる場合もあるようなので事前チェックされたほうがよろしいかと。あ、そして自分にはあんまり関係ないので気にしていませんでしたが、もう一つ割引サービスがありました。毎月22日はペア割で、二人で1000円になるそうです。「夫婦で、カップルで」と書かれてあるけど、同性の友達同士ではダメなんでしょうかね?今度訊いてみよう。

あとはマッサージルームもあるし、おでんが名物の食堂もあるので、リラックスした時間をさらにゆったり過ごすこともできます。建物もまだまだ新しくて清潔感があるし、ロビーも広々として心地いいですね。

お陰で疲れもとれて気持ちよくなったし、体もよく温まりました。できればここのホテルの部屋を取って、晩に朝にと入浴三昧してみたいなあ、なんてプチ贅沢なことを考えてみたりもしました。近場で出来るほんの気持ちリゾート。意外と楽しそうではありませんか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)