やっと梅雨らしくなったということか、降り始めた雨は強く激しい雨となって長く続くようです。季節柄仕方ないとはいえ、やっぱり厄介な季節ですよ。家にこもらざるを得ない休日も辛いものですが、この雨の中を出勤して仕事というのも辛いので文句は言えません。
とか言っても昨日の深酒が効いたせいか、午後から疲れてぐったりと昼寝してしまうくらいだったので、家から出られない休日でも何の問題もなかったのでした。
でも出かける出かけないじゃなくて、弊社事務所のアパートは立地のせいか地質のせいか建物のせいか、湿気が溜まりやすいのいうのがかなりのウィークポイントなのです。今日の雨は明日には止む予定ですが、週間予報を見ると曇り時々雨が4日くらい続くようで、そういう天気だと乾ききることにならないので、床や畳も部屋にある本や書類までもしっとり保湿成分配合みたいな感じになってしまいます。
なので気がつくといろんな物にカビが生えてた!という恐ろしいことが起きるのも歳時記のようになってしまっています。もう驚かない。あの初めての年の、あれ?畳にえらく埃が溜まってるなあとよく見たら白カビだったとか、もう一方のさらに日が当たらない方の部屋は蜜柑に生えるような青カビまで畳に生えてたとか、今やもう「もうすぐ来るぞ」的に判るので良い経験にはなったと思えますが。いや、良くはないよね、いくらなんでも。
余談なのですが、事務所の物件借りた初めての年というのは、当時は一人暮らし用の住居として借りてたわけなのですけど、前の住人が退去してからリフォームされていたので、内装だけは新品同様の綺麗な状態だったんですよ。畳も新しい物に交換して下さっていました。
しかし実はそれが、畳一面のカビの遠因でもあったのです。新品の畳って、い草の水分が抜けきってないから古いものより吸湿量が少なめになってしまうから、それで壁紙の材質も吸湿性に乏しかったら、湿り気は畳の上に溜まるしかないですもん。カビの栄養になる汚れを、もっとこまめに掃除して除去しておけば。
というようなことを思い出してしまいました。まあ、もう今や畳のアパートなんて少ないでしょうから、こんな体験する人はいないと思いますが。新しい畳で湿気が溜まりやすい部屋にお住いの方はお気をつけ下さいませ。