※この記事には重要な加筆訂正箇所がありますので参考にされる方はご注意下さいませ。
一昨日の「…サーチエンジンに補足されました」ってなんやねん!グーグル先生に書き足してもろたんかい!それ言うなら捕捉やんけ!すんませんすんませんコソッと直しとくさかい堪忍してな。と、正直に白状しておいてから昨日の話の続きです。
Windows PCを使っていたら使うのが当たり前のウィルス対策ソフト。長らくMacユーザーだったので使った事も知識も無かったわけです。一応、現得意先・元勤務先の会社では仕事用にSONYのVAIOを貸与されていて、社長はパソコン関係は得意ではないということで設定管理は任されていたのですが(自分もWindows PCには詳しくないので困惑しましたがそうせざるを得ず)その際は追加購入したマシンに入っていた「ウィルスバスター」の体験版を起動させて、そのまま有料版に移行させました。
その程度なので、自分のMacBook Pro用にもよくわからないまま、Parallels Desktopにバンドルされていたカスペルスキーのインターネットセキュリティというソフトの体験版を起動させることにしたのでした。
ウィルス対策ソフト自体の格付けとか評価とかはインターネット上を徘徊しても色々意見があるようですね。A社の製品が良い、B社は動作が重たくなる、などなどと。得意先のPCで使用した「ウィルスバスター」でも良かったのですが、ネット上の評価では割と賛否が真っ二つに分かれている印象でした。クラウド化したことで、PCの動作を重くする事が少なくなったという評価があるものの、その分セキュリティが甘くなったという指摘も見受けられました。実際に得意先PCで使っていた印象では特に不可もなくという感じでしたが、結局今回は候補から外すことにしました。ちょっとした理由は色々ありますが、一番はあれこれ比較するのが面倒だったからです(笑)。
でもこれって大きい理由ですよね。そもそも得意先PCも面倒だったからプリインストールの体験版から入ったわけですし、この製品が色々酷いレビューを書かれようとも売上シェアが高いのも、プリインストール体験版が貢献しているからだと想像しますが。
ちなみに得意先PCは昨年末でウィルスバスターの使用期限が切れて更新したのですが、ネット通販で安いDVD-ROMパッケージ版を購入して行いました。DMやバナー広告で促される更新だと保険+サポートがついたプランになってしまいます。初めの体験版から有料版への移行の時に気づかずそのプランで申し込んだわけなのですが、実際サポートを使う事は一度もありませんでした。そのサポートの内容について不服があるとかいう事ではありませんが、もしトラブルが起きても回線業者やプロバイダなどのサービスにも重複する内容が付いていたりもしますので、ここで無理に申し込む必要はないと考えられます。
そして保険+サポート無しのプランで再契約となると、ダウンロード版でも構わないのですが、パッケージ版のほうが安く手に入る場合があるのです。量販店などで在庫過剰になって値引販売をしている場合がよくあるので。そういうのを見つけるとラッキーですよ。
さて、カスペルスキーに話を戻します。Parallels Desktopを利用してMac上でWindows8.1を動かすということなので、1台のMacBook ProにMac OS XとWindows8.1の二つが入っている事になります。そしてウィルス対策ソフトはこの二つに対してそれぞれ入れなければいけないのです。最初はそれが解らずMac対応のほうの体験版だけ起動させていましたが、ふと気になって調べると、別にWindows用の体験版も入っているのだと知り、後追いでそちらも起動させました。そして一ヶ月使ってみて、特に問題も無く動作するようでしたので、期限が切れた後も継続して使うことにしました。
体験版の期限終了のバナーが更新を促すのですが、ここで先のパッケージ版ウィルスバスターを購入した経験が活きることになりました。バナーから更新ボタンをクリックすると、Parallels Desktopの販売会社の通販サイトが表示されたのですが、ここは英語表示の上、1年版しかなく値段は5000円台。Mac版も同様で合わせて10000円強となります。以前見た直販サイトより割高だと気づき、そのまま更新手続きをしないほうが得策とわかりました。
経験に則ると、量販店やそのサイトを巡ってパッケージ版を探すことになりますが、たまたまカスペルスキーの直販サイトを見たからでしょうか、数日前から色々なサイトのバナー広告にカスペルスキーが表示されるようになりました。試しにそこをクリックしてみると、最新のマルチプラットフォームセキュリティ3年5台版が11800円のところ8800円で買えるとの事。今回はWindowsのほうを無防備に晒すのが怖いので、早く入れておきたかったのもあり、もうそれでいいやと決めました。今この記事を書きながら調べてみると、このバナー広告にも時期やサイトによって割引率が違い、もっと安くなるものもあったそうなのですが、前だけを向いて生きることにします(笑)。
ただ、体験版を起動させる際に、カスペルスキーのカスタマーサポートに尋ねたところ、Parallels Desktopの場合は有料版に移行する際はマルチプラットフォームセキュリティは適さないような旨の事を言われ、頭にひっかかっていました。なので再度問い合わせると、マルチプラットフォームセキュリティはWindows、Mac、そしてandroidにも対応する製品で、どの組み合わせ方でも5台まで有効だから大丈夫との返答を頂きました。なので安心して購入したのです。
※2016年5月15日加筆訂正
上記の打ち消し線の部分につきまして、当時確かに記述のような返答を頂いており、それを頼りに購入をしたわけですが、後になってテクニカルサポートとのやり取りの中で、打ち消しの部分は正しくなく、本来はParallels Desktopで動作させるWindowsについてはマルチプラットフォームセキュリティではサポート対象外であるという旨を言われました。Parallels Desktopの販売会社から適した版(本文の少し前に書いてある1年版5000円台のものですね)を購入することを推奨しているそうで、当時対応したオペレーターさんの認識が誤っていたのではないか、とのことです。そのため、当記事におきましてもこの部分は取り消し訂正させていただきます。ご迷惑をおかけした方もいらっしゃるかと思いますが申し訳ございません。また、これ以下の部分につきましては、カスペルスキー社のサポート対象外となりますので、参考にされる場合は自己責任にてお願いいたします。2016年5月15日の記事もご覧いただけると幸いです。
ところが、説明された通りに購入後発行されたアクティベーションコードをWindows体験版に入力するのですが、コードを受け付けてくれません。何度やってもダメで、このコードはこの製品に適合しませんというような表示が英語で出るばかり。困ってまたカスタマーサポートに電話しました。そうしたらテクニカルサポートへ電話せよとのことで再び電話を。そしていきさつを説明したところ、原因が判明しました。
Parallels Desktopにバンドルされている体験版は英語版。カスペルスキーのオンラインショップで購入したものは日本語版。アクティベーションコードに互換性が無いのだとのこと。意外と初歩的なミスでした。
1、Parallels Desktop付属の英語版をアンインストール
2、カスペルスキーのサイトから日本語版(Windows用・Mac用)をダウンロード
3、ダウンロードした日本語版をそれぞれ開き、アクティベーションコードを入力
と、この段階を踏む事で、無事にどちらの環境でもセキュリティ保護されるようになりました。そのままだと1年で10000円強だったものが3年で8800円、しかもあと3台はPCでもAndroid携帯でも追加OK。だいぶ節約できました。
ということで、長々と書きましたが、これからParallels Desktopを入れるMacユーザーでカスペルスキーを使う予定の方の参考になればと思います。あまりいないでしょうけれど…。