やっぱり最近ビールを飲み過ぎだよなあと少々反省して、今日は炭酸水を飲んでいます。糖分の入っていない、お酒をソーダ割りする時に使うようなものを。あー、飲みたいなあと思っても、とりあえず口の中をシュワシュワさせればなんとなく気が済む、ということに気がついたので。
昨日だって飲むつもりではなかったのですが、買い物に行ったついでに、つい美味しそうなおつまみやお菓子を見つけてしまうと、まあ週末だし今夜は飲んでも大丈夫か〜、などと甘い考えでビール売場のほうへ引き寄せられるのであります。これって妖怪のしわざだよね(違います)。
それで昨日は2本買って2本すぐ空けちゃうという展開になってしまいまして。その口で節約するとか減量するとかよく言えるもんです。あ、2本ってレギュラー缶ではなくロング缶なのでして…。
節約って観点では、そんな買い物ほんと贅沢なんだよなと思うのですが、それにはちょっと訳があってですね。「ビール共通券」すなわちビールの商品券ですが、それを以前たくさん頂いたのがあって、それを使っているのです。学生の頃にお祝いや粗品で図書券をもらって本を買った事ありませんか?もらったら有難く本を買って読みますよね?その本がビールに置き換わっただけです。世の中にはそういう種類の商品券もあるのです。何もやましいことはない。
だけれども、そんな図書券のビール版みたいなものだったら、敢えて今使わなくてもいいだろ!と思われるでしょうが、実は平成17年10月以降に発行されたビール券には有効期限が設定されるようになったのです。そんなの知らなかったYO!
まあ知らなかったというのは嘘で、券面に割と大きめに書かれていたので知ってはいたのですが、年が明けて今年が2016年だということを認識してから、あー、これ、もうすぐ期限切れるじゃん!と気がついたわけです。
折角の頂き物を紙くずにしてしまうのは勿体ないですから、使わないと損ですよね。なので気づいた時に使って期限までに使い切ろうとしているのですが、だからって買った日に買った分を全部飲む必要はないだろうというツッコミが入る事も承知しております。
で。おや?っと思われた方もいると思いますが、券面に缶350ml 2缶と書かれていますよね。でも昨日買ったのはロング缶すなわち500ml 2缶。
これはですね。ビール券は発行当時の標準小売価格に基づいて額面が決まっていて、発行年によって「缶350ml 2本」と同じように書かれていても金額としての価値が違っているのですよ。わたくしが持っているものは480円の価値がある券です。ちなみに現在発行されているのは、消費税が8%に上がったこともあり494円の券になっているようです。
ということなので、この手持ちの券で言うと、1本240円の350ml缶2本と引き換えるということになるのですが、スーパーの店頭ではだいたい210〜220円くらいで販売されていますのでビール券の額面より安いことになります。が、お釣りは出ません。
そこで昨日のスーパーでは500ml缶2本にして、不足分の76円を現金で支払いました。こういう感じで単純に480円のビール値引券として扱って下さるお店が多いですね。他の店では大手4社以外のビールでもレジを通してくれたり、ビール以外の買い物でも商品券として使えますと言ってくれるお店もありました。ですがこれはそのお店の裁量で対応はまちまちだと思いますので、利用前にお店の方に尋ねたほうが良いでしょう。もちろん、自店の販売価格に関わらず、断固として350ml缶2本としか交換しないお店があっても不思議ではないので、そういう時はそっとビール券を引っ込めて他のお店へ行けば、と。
まあとにかく、これを読んで下さった方が、お手持ちのビール券の有効期限に気づいて無駄にしてしまわないことを願っております。
詳しくは全国酒販協同組合連合会のサイトをどうぞ。それから、有効期限について検索していたら、期限がついた理由等について取材されていたこちらのコラムも興味深かったのでご紹介(これを書いたライター・田幸和歌子さんのコネタ記事って切り口が独特でとても好き)。