図らずも毎週土曜のお楽しみになってしまった「日清の黒歴史復活!」シリーズを食べる回。ラストは熱帯UFOをキメました

特に狙うつもりは無かったんですが、先々週、先週と土曜日ごとに日清の黒歴史を紐解いてきたので、今日はまとめ買いしていた復活シリーズの3つ目、焼そばUFOに挑んでみますよ。

サマーヌードル、だし天茶うどん、と食べてきて、個人的にはどちらもそこまでダメダメな印象は持たなかったし、ちょっと時代の先を行き過ぎてたから当時売れなかったのかなあという印象なのですが、最終兵器となったこの子に至っては、なんでこれが売れなくて黒歴史になるのかが解らないほどにイケる子でした。

では勿体ぶらずに紹介しましょう! 「タイ風甘辛屋台ソース・熱帯UFO」はい拍手でお迎え下さい!

パッケージによると敗因の自己分析としてはなぜか「エスニック」を「熱帯」と勘違い、ということなのだそうですが、そうなんですかねぇ?

ちょっとググってみたら1986年には既に激辛料理・エスニック料理ブームがあったようですし、絶対に受け入れられないわけでは無かったと思うんですけどね。まあそのブームも時代とともに少しづつ中身も変えながら何度か到来しているので(今ならパクチー便乗ですよね)、たまたま波の周期に合ってなかっただけでしょう。THE YELLOW MONKEYが「熱帯夜」をリリースした1995年とかMINAKO with WILD CATSが「あなたと、熱帯」をリリースした1988年だったら大ヒットしていたかもしれませんね(テキトー)。

さて、パッケージを剥ぎ取って蓋を開けてみます。中には小袋が3つ。かやく、粉末スープ、調味オイルなのですが、かやくの小袋があるのにどういうわけか、炒り卵らしき黄色い塊が、麺と一緒にゴロンと入っているのが不思議です。ちなみにかやく小袋の中身はエビとニラでした。

はい、そしてあとはいつもの焼そばUFOのようにお湯を線まで注いで蓋をして3分待ちます。3分経ったら湯切り口の蓋を剥がしてお湯を捨て、粉末スープをふりかけて混ぜます。早く混ぜなさい。

混ざったら続いて調味オイルを振りかけます。わ、調味オイルって辛いやつだ!真っ赤だよ真っ赤!

調味オイルもかけたらよく混ぜて、いただきます。甘辛というほど甘さは感じませんでしたが、夏の海岸とかで食べると一層美味しく感じられるような、心地よい辛さの焼そばです。

実はパッケージに小さく書いているんですけど、パッタイ風って、それですよそれ。パッタイ風UFOでいいじゃないですか。それならみんな怪訝そうな顔をせず買ってくれると思いますよ。うーん、今こそこれ、黒歴史復活とかじゃなくてシレッと新作のふりしてリリースすればそこそこ売れるんじゃないですかね。少なくともわたくしは、定番化希望しますよ。こんな極北blogを読んでしまった日清食品さんの商品開発チームの方、ぜひご検討ください。一箱買います。

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