あのタルトではない松山のタルトを手に広島へ

今日はもう既に、移動して、買い物して、夜はビール飲んで、夜中にミニライブ観て、というような感じで予定がギッシリなので、乗り物の中で記事を書いておくことにします。敢えてMacBook Proは置いてきたので、画像やリンクなどは後から貼りつけることになりそうです。すみません。

行き先はまたもや広島なのですが、今回はプライベートの予定も込みで。目的の一つには、Twitterのオフ会があります。フォロワー数の多いアカウントを持つ方が幹事になって、広島でオフ会を開催するという話が上がり、その方のツイートが面白いので参加してみようと思ったのです。

リプライを送り合ってTwitter上で会話するような使い方は元々あまりしていないので、その方とも仲が良いというわけではないのですが、まあ他の集まる皆さんも面白そうな方のようなので、深夜ラジオの公開放送でも見に行くような気持ちでビール飲みながら楽しく過ごせたらいいなと気軽に考えています。

全国各地から集まる、ほぼ初対面どころかやりとりもしていない方々とお会いするので、折角の機会だから手ぶらもなんだなと思い、松山の手土産を買いました。候補になるものは色々ありますが、思いついてから時間があまり無かったので、手に入りやすいタルトにしました。

はい、やっと本題。タルトと言っても、ケーキ屋さんにある季節のフルーツのタルトみたいな、ビスケット生地に果物やクリームを流し込んだあれではありません。松山でタルトと言えば、餡子をカステラ生地で巻いたお菓子のことなのです。CMなどで知名度も高くなりましたが、まだまだご存知ない方のほうが多いようなので、今日はこちらをご紹介します。松山に伝わる銘菓タルトは、実は意外と歴史あるお菓子で、起源は江戸時代まで遡ります。オランダから伝わった、カステラでジャムを巻いた南蛮菓子を、松山藩の三代目藩主、松平定行公がジャムを餡子にアレンジして作らせたものが始まりとされています。今や松山土産の定番となっていて、沢山のメーカーさんが製造販売しています。個人的には道後商店街にある白鷺堂さんや巴堂さんのような小さなお店のものも推したいところですが、今日は以下の3つを。どれも土産物店で手に入りやすいメーカーです。

こちらのメーカーさんが、始めてタルトを作ったところと言われています。天皇陛下ご献上の品にもなったので、美味しさは折り紙付きですね。カステラのふんわり感が素晴らしく、口どけの良さが特徴的です。一切れサイズを5個詰めた手提げボックスが手頃でよく利用します。また、上一万の本店で売っている、パンの耳ならぬタルトの耳が地元民には密かな人気商品だったりします。

こちらが知名度ではNo. 1ですね。タルトを松山土産の定番にのし上げた功労者です。あまりにもテレビCMが有名になったので、ここの商品名である「一六タルト」が一般名詞だと思われている位です。柚子の風味の餡子が人気です。カステラはギュッと密度が詰まってる食感ですね。

こちらは割と新しい、昔ながらのタルトにアレンジを加えたものの中でも人気が高いものです。同じ愛媛県の栗の名産地、中山町の栗を使っています。同じハタダでも「栗タルト」と「御栗タルト」があるのですが、その違いは前者が小さく刻まれた栗を餡子に混ぜているのに対し、後者は栗を丸ごと餡子で包んでいることです。わたくし個人は、見た目のインパクトがあるので御栗タルトのほうをお薦めしますね。

以上、それぞれ個性の違うタルトを3種ご紹介しました。お店によっては試食品を用意しているところもあるので、それで決めるのが一番かと思いますが、松山土産で迷った時の参考になれば幸いです。なお、松山市民は節分の日に恵方を向いてタルトを丸かぶり…したりしません。

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