起こったのが3月下旬、気がついたのが数日前のことなのですが、あるクレジットカード会社の対応で、「これは自分にはちょっと付き合うのが向いていない会社かもしれないな」と思わされる事態が発生したのでした。それでクレジットカードの見直しと整理を考えています。
名前を伏せてても話の流れで判ってしまうので、ある会社とはセゾンカードでおなじみのクレディセゾンさんだと書きますが、どのみち長年所有していてもあまり使う機会がなかったので、2枚のうちの1枚は何かのタイミングで解約しようとは思っていました。
それはまだ民営化される前の郵便貯金でクレジット一体型のキャッシュカードを勧められて作ったのが始まりで、後に提携終了になったということでキャッシュカードとクレジットカードが別々に発行されて届けられたものでした。セゾンNEXTカードという名前で、年会費などの維持費が全くの0円だったのでそのまま持ち続けていたのですが、一体型だった頃から特に使うこともなかったので、別個のカードとなってもやはり使うことはありませんでした(別のメインカードは使っていましたが)。
なのでそちらの方は、ああいう対応もあったので特に躊躇なく解約に踏み切れるのですが、問題はもう1枚のカード。ローソンで買い物をするときに必ず出番がやってくる「JMBローソンPontaカードVISA」なのです。長い名前の中にセゾンなんて一言も入っていませんが、発行元はクレディセゾンでした。
むかっ腹の勢いでこちらも解約っ! と思ったのですが、このカードはJALのマイルを貯めることとPontaポイントを貯めることに特化していて、少しでも取りこぼしのないように有利にと自分で色々調べた上で申し込んだので、そう簡単には解約できません。
話を進めるにはまず「JMBローソンPontaカードVISA」の特徴を説明しなければいけませんね。大雑把に言うと、JALのマイルを貯めるための口座になる「JALマイレージバンクの会員証」、Pontaポイントを貯めるための口座になる「Pontaカード」、クレジット払いで買い物ができる「セゾンカード(VISA)」の3つの機能を1枚に集約したカードです。
そしてこの3つのうちの「セゾンカード(VISA)」の部分が一般的なセゾンカードと少し違っています。セゾンカードの加盟店並びに世界中のVISA加盟店でクレジット決済が出来るというのは変わりありませんが、一般的なセゾンカードの場合は「永久不滅ポイント」というものが付与されるのに対し、この「JMBローソンPontaカードVISA」はPontaポイントが貯まるのです。
さらにVISA加盟店でのクレジット決済だと月間で1000円ごとに5ポイント付与されるところ、ローソンでのクレジット決済では100円ごとに2ポイント付与と一気に大盤振る舞いになるのですよ。
で、さらに。2015年3月から始まったサービスで、事前エントリーをしておくとローソンでの1ヶ月のクレジット決済200円ごとにJALマイルも1マイル積算されるようになっています。当初は今年2月までのキャンペーンだったのですが、さらに1年延長されて2018年2月末までとなったようです。
いや、このキャンペーン延長が無かったら後ろ髪引かれずササっと解約できるんですが、やはりここまでくるとローソンで買い物する機会があるJALマイル収集家には手放せないのですよね。
あ、それと書き忘れていましたが、Pontaポイントは2ポイントでJALマイル1マイルへと移行できるんです。多くのポイントは数百〜数千ポイント貯めないと移行できないのですが、Pontaは2ポイントからというのが良心的です。
ちなみにわたくしがこのカードを作った一番の理由は、その当時はこの「JMBローソンPontaカードVISA」カード所有者でないとPonta↔︎JALマイルの移行は認められていなかったからなのですが、今はPonta会員IDとJALマイレージバンク会員番号の両方を持つ人なら登録すれば誰でも移行可能になっています。
とまあここまで書いて、そういえば以前書いた記事とほとんど重複してるなあということに今頃気づいたのです。もちろんその頃からずっと、JALマイルを貯めることだけを考えるなら「JMBローソンPontaカードVISA」で支払いをするのが最強と信じてせっせと提示&決済をしていましたよ。なんの疑いもなく。
しかし今回、このカードも解約してやろうか! と苛立ってみてやっと、わたくしの中の激おこぷんぷん丸さんが「ローソンでもっとJALマイルが貯まる方法が他にもあるはず」とけしかけてくれたので、調べる気になったのでした。あの記事書いたのも2015年4月ですからね、やはり定期的に情報をアップデートしないとダメですね。
ということで例によって前振りだけで今日は終わります。だって今から本題に入ると長すぎんだもん。