記事的には連日になってしまいますが、実際には１日空けております。などと別に言い訳をする必要もないのですが、今日も温泉に行った話。
アルバイトで働いてくれている地元っ子に草薙の湯へ行ったことを話すと、草薙の湯も悪くはないですが私はここを推します！と教えてくれたのが「時の栖 駿府天然温泉 天神の湯」という温泉でした。
調べてみるとちょっとお高いかなあと気になったのですが、あちこちでクーポンが出回っているからそれを使えば安く入れますよ、とのこと。そのアドバイスに従ってちょちょっと調べたら難なくクーポンを手に入れることができたので、いざ出陣。やはり地元民の情報は頼りになるなあ。
しかしゲットしたそのクーポン、結果的には使えませんでした。朝10時の開店から18時までの入店の場合、基本料金である一日券を1500円で購入するのですが、その一日券のみ割引対象のクーポンだったのです。18時以降は夜間券を購入しての入館となり、1300円が基本料金となります。
クーポン無しでも200円はお得だけどもっと安くなるつもりだったから残念だなあと思っていたら、もしJAFの会員証やセゾンカードを持っていたら10%割引になるよとフロント係の方が教えて下さったので、1170円での入館となりました。しかも館内着を借りてレストランや休憩室も存分に利用できて午前2時まで滞在OKだとのこと。おおお、お高いようで内容は充実してる。
しかも嬉しいことに、わざわざフェイスタオルとバスタオルをホテルから持ってったのですが、それらも貸し出しあり。驚いたのは貸し出し用に渡されたタオルバッグの中にはバスタオルしか入っていなくて、あれ？フェイスタオルは？と思いながら浴室に向かったら、入口脇にドドンと積まれているフェイスタオルの山。何枚でもご自由にお使いくださいスタイルです。風呂上がりの汗の湧出量では日本でも上位に食い込むはずのわたくしには、非常に嬉しいシステム。
肝心のお湯や浴槽ですが、種類自体はそこまで多いというほどでもありません。しかし充分に満足いく内容でした。浴室自体が広々としていて、木の太い梁が組まれている屋根の下で、落ち着いた雰囲気でゆったりとお湯に浸かれます。中央にある大浴場は単なる温泉の浴槽なんですけど、妙にどっしりした存在感があって良かったです。
それから人気が高いのでしょうか、ここにも高濃度炭酸泉がありました。ややぬるめの温度でじっくりと体が温まります。弾ける炭酸の泡が心地よいですね。
もう一つ、これも今人気が高いらしい、水素の湯。細胞の酸化を防ぎ、酸化した細胞を還元する力があるというアンチエイジングのお湯なのだそうで。こちらもややぬるめなので、10分くらいはじっと浸かっていたいですね。
ザブンと入る甕風呂もありましたが、こちらは１つしかないので奪い合いになりそうな。お湯は漢方の薬草ブレンド湯なので、とてもぬるいのですが、薬草の成分でじわじわと体が温まっていきますよ。
サウナは２つ。低温で水蒸気によるマイナスイオンと遠赤外線でじっくり温める備長炭サウナと、80度くらいの設定で、時折ストーブの石に水が垂らされて適度な蒸気も発生させる仕掛けもあるというロッキーサウナの２種。
露天風呂は替わり湯にもなっていて、今日はバスクリンクールみたいな効能と色のお湯でした。湯上りさっぱりでしたね。
そういうのを一通り入って楽しみましたが、一番のお気に入りは死海の塩の湯！
塩湯がある温泉は時々見かけますが、ここのは死海の塩を普通の海水の10倍の濃度で溶かしたお湯を張っていて、体が浮きます。これは冗談抜きで、湯船に入って仰向けになると、身体がプカプカと水面に浮くんです。ここもじっくり入っていられるぬるめの温度ですが、塩湯の保温効果と保湿効果のおかげで、芯からじんわり温まるわ、美肌効果もあるわ、リラックスできるわで非常に素晴らしいお風呂に仕上がっていますね。
そしてそして、これちょっと申し訳ない部分でもあるのですが、一番のお気に入りポイントが、12歳未満の入館が原則できないこと。つまり大人のくつろぎ温泉なのですよ。なので浴室内は割と静かです。草薙の湯が家族連れで賑わっていたのとは正反対の雰囲気でした。
風呂上がりにはリストバンドで退館時にまとめて会計システムのレストランにて生ビールを飲みましたよ。どうも系列の会社がやっているようで、こういう施設にしては珍しく、生ビールは地ビールでした。伊豆の国ビールだったかな？ヴァイツェンをクイッと頂きました。
あと、今回は時間の都合で利用しませんでしたが６階には畳の休憩スペース、４階にはリクライニングシートの休憩スペースもあって、館内着にて休憩してはまた入浴し、もできるそうですよ。無料マッサージ機のみならずフィットネスマシンもあるらしいです。もちろん整体などのリラクゼーションのお店もあり。
お風呂だけなら１時間以内利用の立ち寄り券1000円もあるそうですが、逆にそれだけだと割高な感じがするかも。１日券で無料の休憩スペースなど色々なサービスを存分に利用すればお得感は高いかもしれませんね。
あー、すごく気に入った。再訪したい。そしてこれは得意先社長にも教えてあげたい、のですが今度は休憩含めて３時間ぐらいのんびりしたいので、一緒にと誘われるとそうもいかないから悩むところだなあ。
中の様子は公式サイトを見てくだされ。