このところずっと頭の中でヤバイTシャツ屋さんの歌が鳴り止みません。なんだそれ?と思われた方は5月30日の記事をどうぞ。そんな中で大阪へ行ったのですから脳裏に定着しますわなあ。
だからと言って、「喜志駅周辺なんにもない!」をこの目で確かめるために喜志駅まで出かける、ということはちょっとだけ考えはしましたが今回は断念しました。でも「あべのハルカスめっちゃ高い!」のフレーズが頭に焼き付いていたので、新今宮のホテルから天王寺を目指して歩いてみました。
あべのハルカスはご存知の通り、2014年3月にオープンした大阪市阿倍野区に建つ高層ビルです。高さは300m。現在のところ横浜ランドマークタワーを抜いて、ビルとしては日本一の高さを誇っています。ビルという括りを外しても634mの東京スカイツリー、333mの東京タワーに次いで国内第3位の高さです。
さて、ホテルから東へ少し歩き、阪神高速の高架下をくぐった辺りで撮ってみました。天王寺までは思ったより傾斜のきつい上り坂が控えています。
この辺りからだと、ふーむなかなか高いビルだなあくらいに思えていましたが、近づいていくごとにとんでもない高さだなあとゾクゾクしてきます。天王寺駅の近くからだとこんな感じです。想像していたよりも複雑な形をしているのですね。
それではビルの中に入ってみます。展望台のハルカス300へ行くにはまずエレベーターで16階まで登って、チケットカウンターへ向かいます。16階へ上がるエレベーターでは小学生の男の子とおばあちゃんの二人連れと乗り合わせたのですが、ガラス張りの展望エレベーターで、しかもかなりスピードも早かったので、おおおーすごーい!と小学生と同じ驚き方をしてしまいました。
で、16階で降りました。そしてチケットカウンターへ向かう…はずだったんですが、上がるのやめてしまいました。期待していた方ごめんなさい。
なんでやめたかは、まず入場料が1500円だったということ。高さや話題性、工事費用なんかも含めて考えても1500円は決して高いとは思わないんですが、今回は出費を抑えたかったので。それと大阪ならまた行く機会はあるだろうから次回以降でもいいかなと。それと、この16階までだけでも、お腹いっぱいになれたからです。
実はこの16階にはチケットカウンターの他にあべのハルカス美術館やミュージアムショップもあるのですけど、もう一つ「16階庭園」というのがあるんですね。これを見つけてしまったのが運の尽き。もうここでダラッとしたのでいいや、と座り込んでしまいました。何の変哲もない空中庭園なんですが、天気も良く眺めも良く、とにかく心地よかったです。ここまで無料!いいねぇ。
爽やかな風に吹かれて、16階からの景色を満喫して、さあそろそろ降りようと館内に戻りエスカレーターで降りて行きました。下は近鉄百貨店あべのハルカス近鉄本店につながっています。
この近鉄百貨店ですが、あべのハルカス建設前からあった旧新館が現在はウィング館として、タワー館と連絡通路で結ばれた形で営業しています。館内をウロウロしてなんとなく気になったので、ウィング館のほうの屋上にも出てみました。
写真を撮り損ねましたが、この屋上にはなんと、あべのハルカスファームという貸し菜園がありました。こんな場所でプチトマトとかピーマンとか作ってる人がいたのには驚きです。
そしてここから見上げるタワー棟もカッコよかったです。
載せませんけどここには、タワー棟をバックに自撮りできる鏡があったので撮ってみました。これも面白い工夫だなと思った次第です。平日だったのもあって人はあんまり来ないし穴場だなあと思いながら、ここでもしばしボーッとして過ごしました。
以上あべのハルカス隠れた無料ボーッとスポットレポートでした。