引き続き、魅力的な手札が多すぎてどれが切り札だかわからないアルカラの曲を紹介して彼らの断片に惚れていくのさ

じゃあお言葉に甘えて今日もアルカラの動画を貼ってダラダラ語らせていただきます。あれ? 待てよ? 誰のお言葉に甘えてるんだ? 自分で言って自分で従うなんて世話ないな。ま、ちょっと風邪気味なのでこんな感じで勘弁してください。

昨日4曲もPVを貼ったのですが、それでも頭を悩ませながら絞り込んだのですけど、やはり音楽性の幅広さというかぶっ飛び具合が広範囲すぎるのもあって、それだけじゃわたくしが感じた魅力を全部伝えきれないなあと思い、もう少し紹介しようと思ったのです。

例えば昨日、一番好きな曲だと書いた「半径30cmの中を知らない」にしても、じゃあこういう感じの曲が主体のバンドなんですね、と言われたら何かそれは違うような気がするわけで。そして、他の〇〇ってバンドみたいな感じ、というのも思い浮かばないような独特な空気を持っていると思うんですよね。

まあひとまずPVいきましょう。

キャッチーを科学する

これは2010年リリースの3rdアルバム収録曲です。試験勉強で無理矢理覚えたような単語がズラズラと洪水のように流れてくる独特な歌詞にポップさと格好良さを併せ持つメロディ。アレンジも魅力的。最後の「嫌だ」がたまらなく好きです。

キャッチャーを科学する

先の「キャッチーを科学する」から6年経ち突如発表された、微妙にタイトル違いの謎の曲。曲はだいたいそのまんまのセルフパロディというか替え歌です。いやーこういうことまでやっちゃうのか。

癇癪玉のお宮ちゃん

昨日紹介したトロピカルおばあちゃんで意外と女装(婆装)が様になるところを見せつけた稲村氏ですが、ここでもまたやってます。一見しただけではマジキチクラスの意味不明ソングですけど、どうもこれは浄瑠璃の若木仇名草(わかぎのあだなぐさ)という作品が元ネタになっているようで、歌詞に出てくる此糸(遊女)と蘭蝶(男)とタイトルのお宮ちゃん(蘭蝶の女房)の三角関係を歌っているようです。なんちゅうとこからモチーフを見つけてくるんだろう。

水曜日のマネキンは笑う

頭良すぎてアホになっちゃったような、ひと癖もふた癖もある曲ばかりになったので、これまた雰囲気がガラッと変わってスタイリッシュでちょいセクシーなこういう曲も紹介しておきます。いやあ、なんであの髭とタンバリンでこんなにかっこよく決められるんだろう。本当に不思議な人たちです。

あまりにも手札が多すぎて(しかもどれが切り札なのかわからない)全曲紹介しても足りないような感じなのですが、まあどれかにピンときてはまり込んでいただければ幸いです。しっかし頭が良くないと(知性がハイレベルでないと)作れないよねえこんな曲たち。

あとできれば、動画が見つからなくて紹介できなかった「秘密基地」と「交差点」という曲は是非とも聴いていただきたいなあと思っています。Apple MUSICにありますので登録されている方は是非。

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