伊予柑山は松山市内ですけれど本当に山間の民家からも離れているような場所にあるので、昼食はどこかへ食べに行くというのも難しく、持参しなければなりません。ならば弁当男子復活か?
ということで今日は早めに起きて弁当を作りました。ま、作ったと言っても手抜きもいいところの粗末なものです。レンジでチンレンジでチン、洗ってちょっと切ってちょっと炒めてぎゅう詰めで完了。こんなんでいいのか? いいのだ、自分が食べるだけだから。
ご飯は普段から一度に4食分炊いて小分け冷凍しているので、電子レンジで温めるだけ。どうせお昼には冷やご飯になっているんだから、レンチンせずに凍ったまま入れて自然解凍でもいいんじゃなかろうか、とか思ったりするのですが、この冬場に凍ったまま解けなかった箸も挿さらない飯粒の塊を想像すると躊躇します。
右下の茶色い物体は鶏の唐揚げですが、もちろん朝揚げたものではなく、冷凍食品でもなく、昨晩の半額惣菜の残りです。消費期限オーヴァーな部分はレンジでしっかり加熱殺菌したら大丈夫と自分に言い聞かせます。
右側真ん中はピーマンとエリンギを軽く炒めたもの。特にこだわりは無く、冷蔵庫で目に付いたもの、早めに使い切りたいもの、から適当に組み合わせて決めました。こんな風に限られた時間とスペースで、即座におかずを決めていくことを朝っぱらから行うと、なんというか脳みそが再起動できたぞ!って感じがして気持ち良いですね。
右上は見ての通りプチトマト。おっちゃんこれでも彩りには気を使うんですよ。洗ったらそのまま詰めればOKなので非常に楽な食材ですよね。あ、でも、ヘタの部分は取ります。ノロわれないためのおまじない。冬場の方が食中毒って多かったりするみたいですよ。
これだけの作業を起きぬけの30分で仕上げてしまいました。まだまだ時短はできると思いますが、初めて弁当作りの挑戦した頃は1時間以上かかっていましたから、だいぶ進歩しましたよ。
どうにか上手く詰められて完成すると、テンションも上がって、蓋を閉めてお昼にまた再会できることを夢見ながら午前中の仕事をガシガシとやっつけていくことが出来ますよね。時間や労力が許されるなら、弁当作りはオススメです。
ところがっ!
あと少しで完成というところで電話がかかってきました。お世話になる農家さんです。
昨晩降った雨で伊予柑山の地面もグチョグチョだし、木も実もびっしょり濡れていて、昼過ぎても乾かないだろうから今日の作業は中止、という連絡でした。つまり今日は臨時休業です。
あーっ。
事務所で、食べるしかないかな、このお弁当。
よく冷えておいしいね…。