体調が万全ではないのをさておいて、今日は前々からの約束だったので久しぶりに飲み会へ顔を出しました。いわゆるフラカン飲み会です。
この集まりは、以前このBlogでも少し触れた事があるのですが、昨年10月に松山であったフラワーカンパニーズのライヴがきっかけで知り合ったフラカン大好きな仲間達との飲み会なのであります。
これまでに2回、松山ライヴ打ち上げ、武道館チケット見せ合い会、と称して飲んでおりましたが、その時に集まるのは通称「大将」のお店でした。そうなんです、そのメンツの中には居酒屋を経営されている方もいらっしゃるのです。普段から安くてサービス満点なお店なのですが、我々が行った時は、他のお客さんがいなくなると大画面テレビでフラカンのPVをガンガン流してくれたり、なんていう特別なサービスもしてくれたりして。
で、いつも大将は厨房で仕事しててゆっくり話せないからと、新年会の今回は別のお店に予約を入れて集まる事にしました。そしてディープな話をあれこれして盛り上がったのでありました。つい1ヶ月前の武道館の話から、フラカンとの馴れ初めの話まで色々と。
実際、ここ数年は1ツアーにつき1公演見たら満足かなというくらいのスタンスでいるわたくしに対して、他のみんなは気づけば県外遠征というような感じで、濃度の高いファンだと思われるのですが、しかし単にファン歴となると自分が断然長いので、滅茶苦茶コアなファン扱いされてしまいました。
まあ確かにセカンドアルバム「フラカンのマイ・ブルー・ヘブン」がリリースされた頃からフラカンの事は知っていたので、1996年からのファンという筋金入りではあります。
ですが、正確に言うと、そのセカンドアルバムが最初に買ったアルバムではなく、その年の秋にサードアルバム「俺たちハタチ族」が出るまでの夏の間に、LPレコード限定でリリースされた「オンステージ」シリーズというライヴ盤を珍しいからなんとなく買ったのが全ての始まりだったのでした。
しかしそのことを話すと、何それ?そんなものがあるの?というような反応でした。まあ当然ですね。
それで、帰ってきた今、懐かしくなってそのレコード「オンステージ第1集」を聴きながらこれを書いているのですが。今のような整った勢いや迫力とは違う、荒々しくささくれ立った力強い演奏が懐かしくもあり新鮮でもあり、そしてMCのメチャクチャさは今よりもずっと強烈で、とんでもない音源だなあと再確認しました。これは是非、他の仲間達にも聴かせたいなあと画策中です。
それともうひとつ、ファンクラブの話になって。わたくしかなり早い段階から入会して今までずっと会員であり続けているのですが、入会した時の会員証って、CDだったのですよ。それも今では見かけない8cmCD。そのCDが紙袋のジャケットに入っていて、そこに会員番号や名前が印字されたシールが貼り付けられているといったものでした。
他の仲間達が持っている会員証は、ごく普通のカードサイズのプラスチック製のものらしいので、これまた何それ?でした。確かに今、会員証だと8cmCDを渡されても、再生のしようがない人が殆どでしょうから困りますよね。でもいつの間に切り替わったんだろう…。そして現行のカード型に切替発行されていないわたくしは、もしファンクラブイベント等に参加する時は、その8cmCDを呈示しなければならないのだなあと。
とまあ、コアなファンでもない限り意味不明でどうでもいい話を延々書きましたが、ファン歴20年にして、ようやく、一番好きなバンドをきっかけに新しい友達が出来たということが嬉しくてしょうがない、ということです。次のツアーは日程合わせて一緒にこことここ行かない?なんて話ができるなんて本当嬉しいんですよ。
え?ロックかぶれの女子高生?いやいや44歳会社経営独身男性です。