急いで詩を書いてリハーサル済ませて準備はほぼ完了。公演前夜は慌ただしいぞ

さてと。一夜明けて設立3年目の初日なのですが、急ぎの仕事も無いからと不意にお休みをもらえました。ではありますが、明日、明後日と行うダンスライブ「第二の皮膚」のための準備と夜はリハーサルのため、のんびりもしてはいられませんでした。

と言いつつ、一番大事な任務である「体調を整えること」のためにしっかり薬飲んで昼寝したりもしたのですが。やはり早めに葛根湯で手を打つと後々が楽ですね。

なんとか回復させた後は、あと一つだけ残している詩を書く作業に取りかかりました。映像は仕上がった、朗読する詩は過去の作品から雰囲気が合いそうな物を引っ張りだした、というところで準備OKだったはずなのですが、先週のリハーサルでやはり、構成上ここで読むのは違うものが良いと直感したので新たに書くことにしたのです。

ずっと開催していた朗読会を個人的な事情で半年以上休みにしているので、当然のように詩作自体も半年以上休んでいます。ここが才能や熱意のある詩人の方々とは違うところで、溢れる思いを日々、詩に編むようなことが出来ないのであります。なんか無理矢理にでも作品を自分に書かせるために締め切りを作る感じで朗読会を開いていた部分もあるのが正直なところです。なのでその足枷が無いと何も書かない。何だこの自虐ゲームはと思います。

まあそれは置いておいて、でも折角与えられた締め切りなのでババッと1時間半くらいで作品を書き上げました。本当はもっと練るべきだと思うのですが、他の人の創るダンスや音楽や絵から受け取ったバトンを上手に繋ぐことを考えると、こういう言葉で縫い合わせるのが一番だろうと確信が得られたのでした。モチーフはこれ、と決まると後は早いです。

それを仕上げたら、会場に向かいまして、舞台設営の手伝いに入ります。まあ舞台と言っても、今回は大掛かりなものではなく、ギャラリー・アトリエの一部に客席を作り、簡易的な照明器具を取り付け、音響装置をセッティングして、というくらいのものです。わたくしが到着した頃には先発隊がほとんど仕上げて下さってましたが(申し訳ない)。

わたくしもMacBook Proとプロジェクターを接続して、設置場所を決めて、Keynoteを起動させれば準備完了。

それから部分的に区切って、リハーサルをしながらの照明のテクニカルチェックをしました。照明は明るさを調節出来るようにフェーダーという器具を配線に加えているので、このシーンではこの目盛りの明るさ、場面が変わったらこの目盛りまで明るくする、などといったことを進行表に沿ってチェックしていくのです。場慣れしていない人には何をやっているのだろう?と思われるような作業ですが、かつてアマチュア劇団に在籍していた経験がこんな場面で役に立っております。何が身を助けるか解らんものですね。

昨年も同じ場所で同じようなダンスメインのライブに参加したのですが、その時よりは映像もシンプルにしたので技術的な部分は割とすんなり進められそうでした。去年はかなり複雑にしてしまったので、その段取りを頭に入れるだけでいっぱいいっぱいでしたから。機材トラブルさえ起こらなければ、明日はいいものが見せられると思います。

さて。明日は本番まで朗読の練習ですね。ブランク空きすぎて納得のいく声が出せるか。いやいや、本番に強いですよわたくしは。と言い聞かせながら今夜は寝ます。

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