凍えそうに冷えきった夜でも晩酌はビール。冷蔵庫に備蓄していた「あかくら」をやっと開缶

こんなに寒くなるとは思いもしませんでした。雪が降っているという九州地方に比べると、松山は降っていない分マシなのかもしれませんが、もう既に理解の範囲を超えている寒さなので、何が何だかわからないけど布団から出られない状態です。

そういうことで、金曜の時点からアナウンスされていたように、土日月は食べ物備蓄して引きこもり推奨(意訳)だったので、まあそんな感じでインスタントな諸々を食べたりして過ごしていました。そして、備蓄というか買って以来忘れていた缶ビールがあったので、今夜の晩酌はそちらを飲むことにしました。いやいや、こんなに寒かったら日本酒熱燗か焼酎のお湯割りでやんなさいよと自分でも思いながら。

銘柄はちょっと珍しい「あかくら」というものです。岩手県の一関にある「世嬉の一酒造(せきのいちしゅぞう)」という日本酒の蔵本さんが手がけているクラフトビール「いわて蔵ビール」というブランドのもののようです。

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経緯はよくわからないのですが、まあ近所のスーパーで、何かの企画で仕入れたものでしょう(その後完売して定番商品になったわけでもないので)、店頭で見かけて「初めて見るからとりあえず買ってみるか」と購入したのです。

その時はこの「あかくら」ともう一種「くろくら」というのが並んでいたので、たぶんその名前からエール系のだろうなと思って「あかくら」を買ったのでした。今思えばおそらくスタウトだろう「くろくら」も買っておけばよかったなと後悔しきり。

ちなみに調べてみたところ、この缶ビールのシリーズは、いわて蔵ビールのレギュラー商品という位置づけとはちょっと異なり、世界的に評価が高いデザインオフィスnendo代表の佐藤オオキ氏がデザインを手がけたコラボレーション作品のようです。なるほど、缶のデザインがひときわ目を惹きつけるのは、そのせいだったんですね。

缶の赤も綺麗な色ですが、注いでみたビールの色も綺麗な深みのある赤。美味しそう。そして缶を開けた途端に香りがぷわっと広がる感じ。ホップの香りなのかなこれは。

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飲んでみると、ほのかに甘みは感じられたのですが、それなのにスッキリした感じもありました。味は濃いはずなんですが、その濃さがしつこくなくて、思ったよりはぐいぐい飲める。あ、いや、ピルスナーやらのごくごくとは全然違うんですが、こういうタイプのにしては飲みやすい印象です。居酒屋で2杯目に、肴も肉系とか少し重めのものを食べながらゆったり飲みたい感じ。

コラボレーション商品でも特に限定品というわけでもなさそうで、直販のネットショップなどでもまだ購入できるようですね。この「あかくら」、買いそびれた「くろくら」の他に、たぶん先に売り切れたのであろうピルスナーの「きんくら」もあるようです。また機会があれば注文して飲んでみようかな。

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